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玄関輪姦
【レイプ 官能小説】

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昼下がりの喫茶店で-1


   ○

 そこは喫茶店の「喫煙可」の一室だった。
 窓のないその室は、昼間から裸電球を模したLED照明の光に満たされている。
 育乃と絵穂は、テーブル席に隣り合わせに座った。

 絵穂は、自分が持たされている育乃のバッグから煙草を取り出し、火をつけた。
 煙を吹きながら育乃は、胸のポケットから一枚の小さなカードを出すと、
 「これ、見てちょうだい。」と絵穂に示した。

 それはインスタント写真であった。
 大きな玄関マットの上に全裸であお向けに寝る、女性が写されていた。
 顔は途切れて見えないが、力なく拡がる脚の間には陰毛と膣口の部分がうかがえる。
 そしてヘソの周りには、結び目を作った避妊具がいくつか乗せられていた。

 絵穂は身体が震えた。その裸体と玄関マットの柄に覚えがあったからだ。
 「これ、『あの部屋』じゃないですか…… そして…… もしかしてこのひと…… 奥様……ですか?」
 「……そうよ。」育乃は感情をぶつけるように煙を吐き出すと言った。「この前『あの部屋』で男どもに輪姦されたの……。」

 絵穂の声がかすれた。「り、輪姦……って……」
 育乃は写真を指でつついた。「いきなり目隠しされたからはっきりわからないけど、三人のぺニスに犯されたわね……。口止めのつもりね。こんな写真、一枚置いていったわ。」

    ○

 育乃は依頼を受けて、古民家やマンションの一室を新しい空間に生まれ変わらせる作業をしていた。
 育乃が輪姦された『あの部屋』も、新しい空間にする作業をしているマンションの一室だった。

 その日も、ホームセンターで入手したさまざまな素材を、何度も往復して車から部屋に運びいれていた。
 最後の素材を運びこみ、玄関の半開きの扉を閉めようと振り向いたとき、育乃は大きな布を広げた何者かにとびかかられ、その布もろとも玄関先に押し倒された。

 「や……、やめて……」顔まで布におおわれた育乃がなんとかその一言をしぼり出すと、耳もとに合成された女の声が聞こえてきた。
 「静カニシテクダサイネ。オトナシクシテイレバ、オレタチ貴女ヲ傷ツケマセン。」
 育乃を押さえる腕のチカラや、布にしみついた臭いから男たちに押さえこまれてることは感じた。
 しかし、その人数さえ判然としなかった。

 育乃にかぶせられた布が、足もとから次第にめくりあげられていく。それにつれて育乃の服がはぎ取られていく。
 育乃の耳に、たびたび合成された女の声が聞こえてきた。
 「貴女ガキレイダカラ、オレタチガマンデキナクナッタンデス。」
 「貴女ノオマンコ、ミンナデタノシマセテイタダキマス。」

 布は育乃の顔の下半分までめくりあげられた。しかし、布から解放された口には男たちのぺニスが突っこまれてくる。

 かわるがわる突っこまれてくるぺニスの皮のなめらかさや臭いから、育乃は感じとっていた。
 (まだ、十代よね…… c学生かも知れない……)

 それは男のひとりが、膣口にぺニスを差しこんだ瞬間もらした、
 「……す、すごいよ…… お、女のひと……」の幼い声で確信した。
 
 
 


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