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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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面接-3

稀に見るイケメンの登場に、あちこちで鉄平を見てコソコソ話している女性社員達。みんなイケメンに沸き立っていた。
今日男性が面接に来る、その話はみんな知っていた。どんな人かなー、イケメンかなー、と、みんな楽しみにしていた。そして時間に現れたのが超イケメンだ。期待に胸を膨らませていた女性社員らはさらに胸を膨らませた。

するとスーツを着たクール系の女性が鉄平の前にやってきた。
「神谷様ですね?」
「はい。」
「初めまして、先程お電話で対応させて頂きました人事の今泉です。」
丁寧に名刺を渡す。
「あ、どうも。(夕梨花ちゃんか♪おっ、なかなかいいオッパイしてんな♪)神谷鉄平です。」
「お待ちしておりました、ではこちらに」
「はい。」
鉄平は夕梨花に案内され、まるでカフェのような応接室に入る。

「ヤッバッ!超イケメン♪」
「うっとりするぅ♪」
「あんな人が彼氏だったらもう何も要らなぁい♪」
「即採用でしょ♪」
「一緒に毎日働きたーい♪」
みんな鉄平にメロメロだった。そんな様子もガラス越しに見える。
(こいつら全員、1週間以内に食い尽くす自信あるけどな!)
不思議と美女揃いだ。こいつは無理と言い女がいない。もしかしてモデル事務所かと思うぐらいの美貌を持つスタッフばかりだった。

コーヒーを出されてから間もなく、美女だらけのこオフィスの中でも一際目立つ女性が現れた。
「初めまして、CEOの東原都姫と申します。」
(社長じゃなくてCEOか。ベンチャーっぽいな。てかこれで、みやび、って読むのか。いい名前♪)
そう思いながら、見た目のクールさからは想像もつかないような可愛らしく素敵な名刺を受け取る鉄平。上品な、ほんのり甘めの香水の匂いがする、まさにクールビューティーを絵に描いたようなモデル級の美女に思わず緊張してしまう。キリッとした顔立ちながらも冷たさを感じないのは、クールな顔立ちの中に唯一クリッとした可愛らしい目があるせいだろう。どちらにせよとんでもなく美しい女性だった。
(でもオッパイ、ちっちぇな。)
お世辞にもいいオッパイとは言えない。どう見てもチッパイだ。
(まぁ、どんな人間にも欠点は一つぐらいあるもんだって事で!)
食えるか食えないかと言ったら全然食える。むしろ是非頂きたい。鉄平はそんな事しか考えていなかった。

「今日は暑いですね♪」
「そうですね。」
鉄平は即堕ちさせようと無敵の微笑みを向ける。しかしそれを軽く受け流すかのように、逆にニコッと笑い返す都姫。
(やべぇ、こっちがヤラれそうだ…)
さすがCEO、強敵だ…、鉄平は気を引き締めた。


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