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『鬼と、罪深き花畜』
【SM 官能小説】

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『鬼と、罪深き花畜』-3

 黒岩先生は酷い、極悪非道な教師です。生徒の美しい顔をこんなに腫れあがるまでビンタするなんて、野蛮で卑劣な教師です。憎らしくてなりませんでした。
 あの時、僕がどうしてトイレから逃げ出さなかったのか、分かりません。ただ黒岩先生の常軌を逸したような狂気が恐ろしくて、僕は顔を綺麗に水で洗い清めてから先生の待つ個室に戻ったんです。
「ミツル、カワイイぜ。逃げ出さずに戻って来たじゃねえか。いい子だ」
 黒岩先生は愛おしそうに僕を抱き寄せ、嫌らしい舌を顔中に這わせてきたんです。額や腫れあがった頬を舐められました。
「ほら、舌を出せ」
 舌を目一杯に伸ばして、お互いの舌を絡め合わせるような嫌らしいキスをされました。息が出来ないくらい両腕で強く抱かれながらです。
「ああっ、先生……もういいでしょ」
「ダメだ。俺の唾をたっぷりやるから、呑み込め」
 大きく開いた僕の口に嫌な匂いのする唾をダラダラと垂らしてくるんです。僕は咽喉を鳴らして嫌々呑み込みました。
「今度はおまえの方からキスしてこい」
 先生はそんなことも強制するんです。僕は固く目を閉じて、恐る恐る先生の分厚い口唇に僕の薄い口唇を寄せていきました。
「もっとしゃぶりつくんだ。こんな風に」
 黒岩先生は僕の舌を吸い上げ、時には口唇や舌に噛みつき、口の周りを唾液まみれにして吸いついてくるんです。いつまで続くのか分からない口唇と舌の猥らな淫戯です。時間が止まったような気がしていました。
「ああっ、嫌っ」
 黒岩先生はキスをしながら、僕の股間に触れてきたんです。
「ガハハッ、ミツル。やっぱり感じてやがったな」
 不思議なことに、こんなことをされて感じてしまっていたんです。ズボンの股間がテントを張ったように隆起していたんです。その熱くなった肉竿を先生はギュッと強く握りしめてきたんです。
「や、止めてっ」
「チンポをこんなにカチカチに勃たせておいて、止めては無いだろ」
「嫌っ」
 僕がどれほど恥ずかしい思いをしていたことか。腫れあがった顔を羞恥の色に深く染め上げていたに違いありません。
「こいつはまだ童貞なんだろな」
「は、はい」
「へへへ。童貞チンポだな。童貞チンポを俺のキスだけでこんなに固く勃起させるとは……ガハハッ。おまえはやっぱり俺の女になりたいんじゃないか」
 黒岩先生は満足げに言って、声を出して笑うのです。
「変なことばかり言わないで下さいっ」
「へへっ、童貞チンポを握られて、そんなに恥ずかしいか」
「は、恥ずかしいです」
「俺が思っていた通りの女になりそうだ。俺の女になる資格は十分だ。おまえは顔から火が出るくらいの辱めを受ければ受けるほど、全身が燃え上がるような女になるんだ」
 黒岩先生は奇妙なことを口にしながら自分の股間のファスナーを下ろして、信じられないほどの巨大で奇怪な形をした肉塊を取り出したんです。
 凄い高熱を発して聳え立つ恐ろしい巨根でした。強烈な牡の野獣のような臭いにクラクラしました。僕の真っ白いチンポの二倍以上の太さのデカいチンポなんです。テカテカに黒光りをして、僕を睨みつけていました。
「どうだ、このデカチンは」
 黒岩先生は自慢げにその巨根をブルンブルンと上下に振りかざし、太鼓のバチのように自分の下腹に叩きつけて見せるのです。
 初めて見る男の人の勃起したチンポでした。凄いという表現しか思い付かない肉の凶器の異様さに圧倒されていました。頭の中が真っ白になってたんです。
「さあ、ひざまづくんだ。俺のデカチンをしゃぶらせてやる」
「そ、そんなぁ」
 あんなに巨大な肉塊が僕の口に入るなんて、とても思えなかったのです。口に咥えたら顎が外れてしまいそうな太さです。
 どうして嫌だと言って拒絶しなかったのか不思議です。まるで巨大な肉塊の迫力に心を奪われたかのように、素直に先生の前に膝をついて、目の前にそそり立つ肉塊を眺めていたんです。


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