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「スワッピング入門」〜妻が見知らぬ男に犯される時
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第十五章 藤本さんからのメール-1

第十五章 藤本さんからのメール

「新入歓迎会」の日から、二日後の午後のことだった。

TVとケーブルでつないでいるパソコンを操作しながら、裕君と私は画面を食い入るように見つめている。

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メールのタイトルの中身は、短いあいさつ文の後にIDとパスワードが記載してあり、藤本さんのブログのURLを開いて、手順通り進めていった。

メールは次の文章で終わっている。

『画像はお二人一緒で見られるように、互いのコテージでのシーンを交互に編集しました。小刻みに場面が変わりますが、御容赦願います。この映像を御覧になって、互いの愛が冷めることなく、かえって深まっていくことを切に願います。では、お元気で。次に御会いできる日を心より、お待ち申し上げます』

ブログの画面はいたってシンプルで、卑猥なイメージのしない、淡々とした演出になっていた。

『W夫妻の歓迎会』と題した文字がポツンと表示されている。
カーソルを寄せると、手のアイコンが現れ、裕君がクリックした。

ビデオ画面が出たので、全表示に切り替え、再生するのを待った。
その間、私は裕君に寄り掛かるように身体を寄せていた。

これから始まる衝撃的な映像に、裕君の愛が離れてしまうことが心配で、子犬のように心を震わせている。


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