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母体の神秘
【熟女/人妻 官能小説】

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母体の神秘9-5

ある日の夜

リビングに出ると

ネグリジェ姿のママがテーブルの角に下半身を押し付けて

大切な部分を擦るように、腰を動かしていた。

「・・ん、・・ん、足りない・・こんなんじゃ足りない」


(あぁ・・そうか・・・)

確か今はママの危険日のはずだった。

妊娠危険日前後は竹太郎さんとは会わない約束だったので

動画の更新も無いし、実際にお風呂場でママの下着を見ても性交痕跡を確認できない。

ただ、今回は危険日周辺に加えて

一週間ほど竹太郎さん側の事情で会えなくなっているらしい。

しかもどうやらママにその間、パパとの夫婦生活を禁止させたらしく

ママは欲求不満に苛まれ、こうして薄暗いリビングのテーブルの角に

下半身の敏感な部分を当てて、セルフで少しでも欲求を満たそうと試みていたのだ。

(それにしても・・・)

汗だくになりながら腰をテーブルに押し付けて、

少し距離があるとはいえ、俺に見られてる事にも気付かずに

懸命に性欲を解消しようと卑猥な動きをする、ママの豊満なヒップを見て

直近であの中に出された竹太郎さんの精子達は、もう全て活動を停止したか

あるいはまた、ママの中に受精卵を誕生させたか

そのどちらかだと思うと意味もなく胸がドキドキしてきた。

ママの胎内を透視する事は不可能なので何とも言えないが、

今夜のママは満たされない性欲に抗えず

豊かなヒップをフリフリさせながら、おっ勃った胸の突起を指で摘み

天井を見上げながら、無理やり自分で自分を絶頂に導こうと努力するのだった。

もしママの排卵日が今日だったら

竹太郎さんの遺伝子のオタマジャクシ達が、寿命を迎え鳴りを潜めた中で

ポツンと寂しく、ママの卵が空回りしている可能性がある。

今ママが悶えているのは

あるいは結ばれるべき配偶子に巡り合えなかった女の卵が

繁殖本能を呼び覚まさせて

ママを性の悩みに苛ませているのかも知れない。

それでもママは竹太郎さんの言いつけ通りに

本来の決まった相手であるパパとは番っていないようなので

ママは、彼氏に操を立てる健気な彼女のような気持になっているのかも知れない。

ママの卵子は丈夫みたいだから

きっと次の生理の時も壊れずに排泄される可能性だってある。

汗で下着をぐっしょり濡らしながら

結局テーブルの角では最後まで満たすことが出来なかったらしく

しきりに「足りない」と、うわ言を述べるママに気付かれぬよう

俺はまた自分の部屋に静かに戻るのだった。



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