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St.レナ・テイル4 スナイパードール
【ファンタジー 官能小説】

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スナイパードール-5

「言え、ミズチとは何者だ。なぜ探す」
「知らない」
動きが早くなります。ぬめった音が小さく響きました。
「言え」
私も声を漏らしてしまいました。
「私の子の父親よ」喘ぐ勢いでさけんでしまいます。 「できた途端に逃げ出していったの」
男の動きに合わせて腰が動いてしまいます。
「それだけか」
「見つけて、ひどいめにあわせてやりたいの。やつは上流階級の知識人ぶっているけど、ただのセックス狂いよ」
「そういうことか。おまえもセックスは好きなようだな」男は楽しむのに切り替えたようです。もう質問はしません。
その後、けいれんして注ぎ込んでくるのがわかります。そして私もイかされてしまいました。
「いい女だ」
私は顔を振ってタオルをずらしました。
そこにいたのは、やはりコーディネーターでした。男は私の中に入れたまま、こっちを見ます。
≪なぜ抜かないの。もう一度しようというの≫ 腰が動いてしまいます。「気持ちいい‥」
男は自分のものがくわえこまれていくのを見て、満足げに笑うと、抜き去ってしまいました。
「大丈夫だからね。次は中を洗浄するからね」横から医者が入れ替わります。
「なかなかいい。見た目も、締まりも、素養もある。」まるで商品の品定めでもしている様です。
ぬるい水で中を洗われました。
「あんたはただの変態よ」 ≪なのに、どうしてもっとしたくなってしまったの≫
「上の階には持ってこいだ。ここで働け。そいつが来るかもしれんぞ」
「何、何よ、ミズチを知ってるの」
コーディネーターは何も言いません。
「気に入られてよかったですね」ドクターの笑いにぞっとします。
≪体がほてる≫ 「熱い、 めまいがする」訴えます。体中がかゆくなりました。
ひっかくごとに白い肌に赤い平行線が何本も入っていきます。
「副反応が出て来ましたか、体が熱く、ひどい人は意識がもうろうとなるように感じますが、あわてないで、想定されたことです。二、三日熱が続くでしょう。そのあいだ面倒を見る者をつけましょう」
「あの、新しく入った女王にしよう」コーディネーターが声をかけます。「まだそんなに客がついていないからな」
ドクターはうなずいて電話をかけました。「カーリーをここへ」
カーリーとはヒンズー教の女神、破壊と殺戮の象徴です。どんな女が来るのかと思っていました。
インド系の美人です、血のような赤黒い地に、金の刺繍の入ったサリー風のドレスを着て、流れるように入ってきました。
薄い茶褐色の肌に黒い髪、細面の顔には切れ長の黒い目と、額にルビーの赤い目が光っています。
「この子は上の階に行ける、上流の作法を仕込め」
カーリーは何の質問もなく、私が足の拘束を解かれるのを待って、立つときに腕を支えてくれました。
そして上の階へ連れていきます。
「ここはどこ、蛇とどんな関係があるの」聞いてみました。
なんの反応もありません。
女の部屋へつれていかれて、入ります。
扉をしめると、「名前は」初めて女が口を開きました。
「すきに呼べばいいじゃない」あたしは腹が立っていました。
「わたくしはカーリーです。さて、何を聞いているの」
「ここは何」
「娼館です。高級娼婦のいる城です。蛇の城と呼ばれているようですね」


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