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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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穴兄弟の母-3

 「ちょっとは落ち着いた?」
 「とりあえず…はい。なぁ?」
 「うん」

 タクミがソファーに戻り缶ビールをあおっている。ハルトとわたしも後についていき、再び3人でソファーに落ち着く。画面では『水戸ゆみこ』が2人の男から執拗に愛撫されている。タクミもハルトも女への愛撫など一秒もしないままに自分たちだけ射精したことが気恥ずかしいようだ。

 「あの…葵さんは、今日は何時くらいまで大丈夫なんですか?」
 「そうねぇ…」

 家を出てからここに着くまでの時間と、夫が家に帰るまでの時間を頭に巡らせる。

 「ここを(午後)4時くらいには出たいかな」
 「あと、3時間くらいですね…」
 「…じゃ、またベッドに」

 ベッドの中央にわたしが仰向けになり、その両側にタクミとハルトが横になる。それほど幅の広いベッドではないから、男たちは半身になってわたしを挟んでいる。タクミは右手、ハルトは左手を伸ばしてからだをまさぐってくる。

 勃起した肉棒が腰や太腿に触れてくる。時折手を伸ばして触れてみたりしていたが、身体を這いまわる手の動きをじっくり味わうことにして、両腕はバンザイのように頭の上に投げ出す。

 乳房を揉む、掴む…。乳首を摘まむ、捻る…。陰毛を撫でる、かき分ける…。指を割れ目に這わせる、襞をなぞる…。

 唇を重ねて舌を絡め合う。タクミとのキスが終わるとハルトとキスを始める。何度も繰り返す…。

 当たり前のことだけれど、自慰に耽るときは、確実に快感を得るためのポイントを捉えてはいるが、自分の指の動きに意外性はない。でも、今は、不意な動きをする若い男の手と指が楽しい。急所を的確に責められることもない分、悠然と身体を横たえたままでいられる。これはこれでいいものだ。

 タクミとハルトの呼吸もあってきたのか、一方がキスをしているときは、一方は入念に陰部を愛撫するというように、持ち場を入れ替えながら、女に快感を与えようと懸命のようだ。わたしは懸命な愛撫に応えたくなった。

 「気持ちいいわ。シたくなってきた…」

 二人の指の動きが止まる。少しの間の後、タクミがわたしと入れ替わるように仰向けになって言う。

 「葵さん、上に来てくれますか?」

 タクミに跨って騎乗位で繋がる。ハルトが横に立って肉棒を顔の前に差し出す。

 「お願いできますか?」

 タクミを膣に、ハルトを口に収める。さっきは時間差がついたが、今度は、二人同時にわたしと繋がっている。

 タクミが上体を起こして、ハルトを咥えている様子を間近で見ている。ハルトは友人に局所を凝視されながらも、勢いを失うことはない。我に返ったようにタクミが腕を伸ばしてわたしの乳房を掴む。ハルトはわたしの頭に手を置いて髪を撫でたりしている。ハルトを咥えてしばらくそのままでいたが、顔を前後に動かしてみる。

 「あー、やばぃ。お前も逝けよ…」

 早くも射精感が高まってきたのか、ハルトがタクミに声をかける。タクミが下から突き上げる。フェラチオには余計な上下動が伝わってくる。わたしはどちらかを先に逝かせようと思い、まずはハルトを口で果てさせようと深く咥え込んだとき、膣内でタクミが爆ぜた。そしてハルトも喉奥で精液を噴き出した。

 「葵さん、エロくて…。ハルトのチンポ、根元まで呑み込んで…」
 「うん…。なんか、喉の粘膜…先っぽで感じたら、すぐ…」
 「オレも感じていいですか…喉の粘膜…」

 今度はハルトと騎乗位でつながる。見下ろすとハルトが顔を紅潮させてこちらを見詰めている。

 「葵さん…綺麗です」
 「みんなも…素敵よ」

 そう言って、身体をひねると結合が整うのを待ちかねていたようなタクミを咥える。ハルトが、

 「ああ…最高です。お腹の括れのところのお肉…葵さん、最高」
 「だよな、オレもさっき同じこと思ってた…あぁ、葵さん、ベロもいいです」

 若い男の子2人を相手にして、ぜい肉から舌からすべてを駆使しているような、いかにも身体を張っている…という気分になってくる。絶対的な年齢差のせいなのか、相手の性戯が稚拙なせいなのか…。

 相手は自分の子供よりも若く、こちらは相手の母親よりも年上。そのこともあって、タクミとのときは、ラブホテルで若い男と『浮気マンコ』に耽るという後ろめたさを感じていた。

 それに比べて、今回は、歳の差だけでなく、複数の男とのセックスというさらにインモラルな世界に踏み入っている割には、意外と後ろめたさを感じていない。

 気持ちとしては、男たちに一つならず二つまでも穴を犯されているといった受け身の感覚はなく、穴と快楽を与えて男女のまぐわいを教えているとでもいうのか…ちょうどヒナたちにエサを与えている親鳥であるかのような…。

(あなたたちはまだまだ発展途上だけど、もっと自信を持って突いて動いて舐めて…女を歓ばせるの…)みたいな、すごく妙な気分になってくる。

 「あなたたちも素敵よ。最高よ。イクときも一緒なんて、あなたたち仲良しなのね」
 「どうかなぁ…たぶん偶然?」
 「いや、葵さん、気持ちよすぎるから、必然」

 いくらか余裕も出てきたようだ。

 「じゃあ、これからがいよいよ本番ね」
 「えっ? 今までのは『本番』じゃなかったんですか?」
 「…そうじゃなくて、あなたたちが本気出すのが今からじゃないのかな?…って」
 「オレ、またハルトと一緒に逝きたい」
 「オレもタクミと。…できれば葵さんも一緒に逝ってほしいです」
 「じゃ、ちょっと体位、替えようか」


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