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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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妊婦の日々-2

 「いいね。ずっしりとした重み…。先週来てから兄貴とヤってないの?」。
 「…シてないわ」。
 「義姉(ねえ)さんは、シたくないの? …んなことないよね」

 義弟が腰を何度か突き上げる。声が漏れそうになって掌で口を押える。

 「社宅はいろいろ窮屈だね。義姉さんが引っ越したくなる気持ちもわかるよ」。

 義弟が下卑た笑いを浮かべる。

 「それにしてもいい眺め。義姉さん、ワンピースまくってお腹見せてよ。ブラも取って」。

 義弟のリクエストに応える。義弟と繋がっている下腹部はお腹にすっかり隠れて見えない。

 「あ、しまった。ハンバーガー向こうに置いてきちゃった。まあ、いっか。一回いこ?」。

 義弟に促されて腰を揺すり始める。ブラから解放された乳房が胸元で暴れている。

 「いいねぇ。義姉さんが隠れ巨乳だったってこと、改めて実感するなぁ」

 義弟に跨って腰を揺すっていると動きがお腹に伝わって増幅されるようになる。恋人繋ぎしていた義弟の両手を解いてお腹を抱えて動きを抑えようとする。

 「義姉さん、お腹を押さえたって腰を止めなきゃ…」

 そんなことは判っていても、膣穴を通じて脳天に抜けていくような快感に引きずられて、腰の動きが止まらない。

 「義姉さんのおへそ、すっかりなくなっちゃったね。兄貴はこのおへそ…」
 「ンアッ!」

 義弟の呑気な問いかけの途中でアクメに達してしまった。ようやく腰の動きをとめて、肩を揺らして荒い息をしている。

 「珍しいね。義姉さんが逝くときに声を出すなんて。いつもは知らない間に勝手に逝ってるのにね。…あぁ、すごい汗だね。水分補給した方がいいんじゃない? ついでにハンバーガーも取って来てよ。オレ、まだ逝ってないからさ、食べながら続きしよっ?」。

 ゆるゆると体を起こして、立ち上がる。膣穴と肉棒の間に何本も糸を引いているのを義弟がニヤつきながら眺めている。汗を吸ってぐっしょりとなったワンピースを脱ぎ捨て食卓の椅子に掛ければ、自分も義弟と同じ全裸になる。

 食卓で麦茶を注いてのどを潤し、義弟にもとグラスに麦茶を注いでファーストフード店の紙袋を持って和室に戻る。

 「義姉さんも素っ裸になったね。こう暑くちゃ無理もないね」

 水分をとったせいか、さらに汗が出てきて、顎の先から乳房に滴り落ちてくる。

 「ほら見て、義姉さんのスケベ汁。前からこんなだっけ? なんだか接着剤みたいになってるよ」

 義弟の肉棒には、白くて粘り気の強い汁がまとわりついている。

 「あぁ、すごくいい匂い」

 義弟が指で掬うと匂いを嗅ぐ。

 「バカ、よしてよ」
 「義姉さん、おいでよ」

 夫ともしたことのないゾンザイな会話をしながら、招かれるままに義弟に跨り、勃起したままの肉棒に膣口を宛がってさっきと同じように繋がる。義弟が上半身を起こして対面座位の姿勢をとると、紙袋からハンバーガーを取り出して渡してくる。義弟も包み紙を剥がしてハンバーガーにぱくついている。

 「何となく今日はバックから逝こうかなって思ってたけど、やっぱり義姉さんの顔を見ながら食べた方がいいね」
 「人の背中を食卓替わりにしようと思ってたの?」
 「はは。バックしながら食べればそういうのもアリか」。

 たわいもない会話をしていると、ケチャップに塗れたピクルスがハンバーガーから零れ落ちて乳房に張り付く。義弟が首を伸ばしてピクルスを口に含み、ケチャップを舌で舐めとっている。

 「義姉さんの汗の塩味もプラスされて美味しいよ」
 「バカ…」
 「さて、ごちそうさまでした。ポテトは後でおやつに食べようよ…。それにしてもデカい腹だな。義姉さんバックいける?」

 (お腹が重たくなってきて、ちょっと厳しいかも…)と思ったが、四つん這いの姿勢をとる。お腹が重みで垂れさがり畳につきそうだ。後ろに回った義弟が突き入れてくる。まずは根元まで挿入して感触を味わっているようだ。

 何回か抜き差しされると、(ブジュ、ブジュ…)と恥ずかしい音が鳴る。

 「ホント、いいよなあ。こんな音出してさ。義姉さん、名器だよね。兄貴にもこの音色聞かせてやりたいなぁ…」

 義弟と交わっていると「鳴き声」だとか「音色」だとか、耳からの刺激に強く反応するように思える。

 『セックスはね、五感でするものだよ』

 こんなときにOL時代の上司の言葉が頭によみがえってくる。興奮が高まってきたのか、抜き差しの動きが早まってきて、今度は腰を打ち付けるたびに(パンッ! パンッ!)と男女の肉がぶつかり合う音が響き始める。

 右手の人差し指を噛んで声を押し殺しているうちに、義弟も果てた。膣の奥に濃厚な精液が大量に噴き出されている感触を感じる。正午を告げるサイレンが鳴っている。いやにはっきり聞こえると思って外を見ると、窓が開いたままになっていてカーテンが揺れている。

 女子大に入るときにアパートを一緒に探してくれた上の姉が『1階は危ないからダメよ』と教えてくれた。今、違う理由で2階でよかったと思う。

 射精を果たした義弟が身体を離し、麦茶の注がれたグラスを手に取ると一気に飲み干す。紙袋からはフライドポテトを取り出して無造作に口に運んでいる。

 仰向けになったまま余韻に浸りながらその様子を眺めていると、義弟は思い出したようにこちらの口元にもフライドポテトを運んでくる。

 義弟が閉め切っていた窓を少し開けて外の空気を入れる。レースのカーテンを揺らして生ぬるい風が入ってくる。汗まみれの身体には心地いい。


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