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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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妊婦の日々-1

 社宅は鉄筋の3階建てで我が家は2階に入居している。クーラーも据え付けられているが、性能はよくないようで、夏の季節には窓を閉めてクーラーを動かしたらいいのか、クーラーをあきらめて窓を開け放ったらいいのか迷うことになる。名の通った会社の社宅の割りには、社宅などにはあまりお金はかけないようだ。

 今年の夏は二人目を身籠っているから、ことさら暑さが厳しく感じられる。テレビの天気予報では今日はこの夏一番の暑さになりそうと言っていた。洗濯物をベランダに干し終えて、冷蔵庫から冷たい麦茶を入れた水差しを取り出して一息ついていると呼び鈴が鳴る。ファーストフード店の紙袋を手にして義弟が現れた。

 「やあ、義姉(ねえ)さん、差し入れ。今日も暑くなりそうだね」。
 「学校はどうしたの?」。
 「とっくに夏休みだよ」。

 そう言いながら部屋に上がり込むと、義弟は麦茶を継いだ飲みかけのグラスを勝手に飲み干し、さらに水差しから麦茶を注いで一気に飲み干す。

 「また一段と大きくなったね。何か月だっけ?」。
 「8か月よ」。
 「じゃあ、あと2か月か。引っ越しもあって大変だね。荷造りもあるんでしょ」
 「そうね。そろそろ準備も始めたいけど、お産が終わらないことにはね」
 「そうでしょう、そうでしょう。たびたびお手伝いに伺いますよ。オレも当分バイトは入れないことにしてるから」。

 そう言ってニヤリと笑う。半年以内には中古の一戸建てに引っ越す予定であることを労いつつも、本心は全く違うことはよくわかっている。

 「やっぱり、ゴムなんかつけなくていいのは最高だね」。

 一人目を身籠っていたとき、義弟は大学1年生だったが、膣内に射精するたびにそんなことをうそぶいていた。二人目を身籠って安定期を迎えてからは、週に数回は社宅を訪ねてくる。

 「はやく義姉さんが妊娠しないかなってずっと思ってたよ。兄貴デカしたな」。
 「そんなことばっかり言って。今日は●●さんの奥さんには見つからなかった?」。
 「大丈夫だよ。各戸の窓の開け閉めまで観察してるっていうオバサンでしょ。怪しまれることなんかないよ、オレ、もう何十回もここに通ってるし、なんせ亭主の弟なんだもん」。
 「そんなのちっとも安心材料じゃないわよ。あの人がよくする話で、自分の母親は嫁いだ相手が戦争に行ったままかえってこなくて、自分はその弟の子だっていうんだから」。
 「なんか、そんな話が好きそうなスケベなオバサンだよね。でもいいんじゃない? 怪しまれたとしてもどうせ近いうちにここからは出ていくんだしさ。そんなことよりお腹の方は大丈夫? オレもなんだか他人事ではないしね」

 そう言ってまた義弟はニヤリと笑う。
 「あの日は、その日のうちに兄貴とヤってくれたんだよね? 兄貴と血液型が同じでよかったよ」。

 既に何度も話している8か月前の出来事を改めて面白がって話しながら、せり出したお腹をさすってくる。

 「すごいよなぁ、こんなに大きくなって。まだ大きくなるんでしょ。〇〇ちゃんのときなんか、このままはじけちゃうんじゃないかっていうぐらい大きくなってたもんね」。
 「そんなことばっかり言って。大変なんだから」。
 「わかってますよ。妊婦だって性欲があるのに…って言うんでしょ。至らない兄貴に変わって弟が処理して差し上げてるじゃありませんか」。
 「…んもぅ。」

 義弟は勝手に窓を閉めるとクーラーのスイッチを最強に入れる。クーラーは派手に唸りながら弱い風を吐き出し始める。

 「お腹空いてる? ハンバーガーとポテトだけど」。
 「今はいいわ。そこまでお腹空いてないし」。
 「じゃあ、またハメながら食べようか。終わったらちょっと昼寝して帰るから。性欲・食欲・睡眠欲、みんな義姉さんの家で満たすことができてオレはうれしいよ」。

 義弟が唇を重ねてくる。薄手のワンピースの上から乳房を揉みしだくが、前戯もそこそこに衣服を脱ぎ捨てて全裸になるとリビングにドッカと座る。

 「さ、義姉さんの指定席、ご用意できましたよ」。

 ショーツだけ脚から抜くとそそり立つ肉棒をこれ見よがしに握っている義弟にお尻を向けておずおずと腰を下ろしていく。膣口に伝わる義弟の感触に、さらに腰を沈めて膣内に納める。義弟は両手をまわしてワンピースをまくり上げお腹を露出させると手のひらで撫でまわす。

 「義姉さん、いいよ、力抜いて、もっと腰下ろして」。

 夫では届かないところまで既に義弟が届いているから、知らず知らずに両脚を突っ張って腰を止めていた。脚から力を抜けば、ずぶずぶと奥まで義弟が突き刺さってくる。

 「本日もこれで完全に合体だね、義姉さん。あとは存分にどうぞ」。

 義弟は動けない体位だからわたしが動き手上げるしかない…などとつまらない言い訳も頭に浮かべながら、両足のつま先を踏ん張って腰に上下動を与える。ソファーがギシギシと音を立てているのに気づき、思わず動きを止める。

 「1階があのオバサンの家じゃなくてよかったね。音、気になる? このまま向こうに行こうか」。
 「お布団しまっちゃったわ」。
 「いいよ、畳の上で。義姉さん上だから構わないでしょ」。

 後ろから義弟に突き刺されたまま、二人でゆっくりと立ち上がり、奥の和室に向かう。

 「はい、到着でーす」。

 義弟が身体を離して畳の上に仰向けになる。ヌラヌラと粘液をまとった肉棒が真上に向かってそそり立っている。こんなモノを毎回体内に収めていると思うと自分の破廉恥さが実感されてくる。ワンピースの裾を両手で持ちながら義弟を股ぎ、片膝ずつ畳に下ろして体勢を整え、義弟の先端を膣口に宛がいゆっくりと腰を沈めていく。


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