投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最初へ 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 230 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 232 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最後へ

第三十章 匂い-2

「いやっ、もう・・いやぁ・・・」

涙の染みがシーツに広がっていく。
嫌悪感が心に渦巻いている。

自分はこの国の王妃の筈だ。
王だけを愛する、清楚で貞淑な妻なのだ。

それが。
夢の中とはいえ。

拒む事が出来ないとはいえ。
自分から求めていた。 

おぞましい怪物の生臭い舌を吸い取り、絡ませていたのだ。

「んふっ・・・んふぅっ・・・んん・・・」
ネットリした感触を今も感じる。

理性を放棄した後の官能はマチルダを獣に変え、目覚めた時に絶望の淵に追いやる。
獣におちた嬉しさが王妃である事を思い出した途端に、嫌悪感に戻されるのだった。

そして何よりも。
そう、何よりも悔しい事があった。

これ程の屈辱は無いであろう。
あれ程、嫌悪していたのに。


王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最初へ 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 230 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 232 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前