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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(34)-2

加川は男と性交している多栄の後ろに周り、バラ鞭を多栄の背中に2、3度叩きつけた。
あまり強くはないが、それでもバシッと乾いた音がした。
「あっ、あん!」と多栄は少し後ろにのぞけった。
その動きに合わせるように、多栄の大きな乳房が揺れている。
多栄の艶かしい白い背中に、いく筋かの赤い痣が浮き上がった。

多栄は顔をしかめ、それは苦痛に歪んでいた。
しかし、多栄のように、この館にくる多くの女達は、
殆どがM女であり、美しい身体を男達に弄ばれ犯されにやってくる。
それは、被虐の悦びを知った女だからだ。

肉体の色が変るほど、鞭や器具等で尋常でなく痛めつけられたとき、
女達は悲鳴をあげ、のたうち回り泣き叫ぶ。
しかし、そのときの恐ろしいほどの恐怖を感じる時こそ、
女はこれ以上にない性的な興奮と快楽を得られる。
それは、恐怖と性的な快楽の中枢神経が共有しているからだ。

故に、女達は恐怖を覚えながら、血が出るほどの痛み、
そして、苦しみを与えられそれに耐える時、最高の快楽を得る。
ここに来る女達は、その快楽を経験したからこそやってくるのだ。

誰がみても美しい女でも、或る日に自分の意思でなくても、
男達に騙されて縛られ、強引に乱暴され犯されると、
人知れず、またされたいと思う生き物でもある。
その女達を被虐性を好む女、又はそれをM女と言う。

その女達のなかに、木村多栄や大柳リル子、壇川蜜子、
後で登場する吉瀬川美智子、深川恭子等の女もいる。
これらの女達の姿もこの館で晒されることになる。

今、木村多栄はその館の中で調教され、男達に凌辱されている。
しかし、その顔はどこか悦んでいるようにも見える。
いつしか、男の手にはバラ鞭から、太い一本鞭に代わっていた。

多栄を見て興奮した加川は、今度は前よりも強く叩いた。
バシッバシッと数回強い音がしたと思うと、多栄の白い背中の肌は赤黒くなる。
それはミミズ腫れとなり、痛々しい。
多栄は苦痛の表情をしながら、それでも快楽に身体を震わせ果てた。

「あん痛い! 痛い! い、逝くわ!」
叩かれながら、多栄は思わず男に犯されている膣を締め付けた。
激しい背中の痛みは、なぜか悦びになっていた。
さらに、男に下から膣を突き上げられ、腰を振り鞭で叩かれて逝った。
多栄の背中には血が滲み、7、8本の太い傷痕が刻まれていた。

そのときの多栄の膣の締まりに耐えきれず、床の男は射精しそうになっていた。
「あぁ、多栄さんのマンコが締まる! もう我慢できない、私も逝きそうだ!」
男は両手で多栄の尻を抱え込んで、多栄の膣の中に精液を吐き出した。
ドクドクと男の精液は生で、多栄の膣の中に注がれた。

前から男は多栄のファンだったので、夢のようだった。
多栄は逝った後で、挿入したまま床の男に抱きついてキスをした。
男は嬉しかった、(女優の多栄さんが自分とセックスをしてくれて、
さらにキスをしてくれるなんて、夢のようだ……)

多栄はしばらく男の舌を吸っていた。
自分でも分からなかった、それは太い男のペニスが気持ち良かったからだろう。
(ハァハァ)と肩で息をするたびに乳房が揺れる。
女優の多栄のファンだという男達は、そんな多栄を食い入るように見つめていた。


この館では俺が挨拶をした、個人名を出さないで欲しい、
といった言葉はここでは無意味だった。
この会が秘密会であり、ここでの行為を他所で口外することは厳禁である。

もし、故意にそれを漏らしたものは、この世界では二度と顔を出すことを許されていない。
お互いに会員の名誉を守るために、それだけは誰もが肝に銘じていた。
仮面を付けるというのは、それらを考慮したからで、後は本人次第となる。




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