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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(34)-1

館の大広間では、すでに待ちきれない人達はそれぞれに始まっていた。
おそらく、その宴の時間に際限はないだろうと思われるほど活気があった。

ベッドもあり、宿泊も可能になっていて、
客達に安心してもらいたいという俺の計らいだった。
広間には軽食や喉を潤す程度のワインやシャンペンが用意してある。

しかし、アルコール度が強いものは置いてはいない。
もちろん、酔い潰れたりしないようにとの安全の為である。
そうなっては折角の楽しみが無くなってしまうからだ。
まあ、そんな野暮な参加者はいないが……。

それ以外のものとしては、各種のSMの為の道具が用意してある。
それは、各種の縄やバラ鞭、一本鞭、足枷、手枷と口枷、バイブレーター類、
吊り道具、浣腸用品、首輪とリード、その他である。
しかし、ここの会員であれば、およそは持参してくる客は少なくない。
この宴の目的が『SMと快楽の夕べ 』となれば、当然と言えよう。

広間では、男達は服を脱いでパンツ一枚になり、興奮してペニスを勃起しているものもいる。
女達もすでに脱ぎ始めていた。
室内はほどよく暖房が効いていて、裸になっても問題はない。

さきほどから女優の木村多栄の調教は始まっていた。
細い首に巻き付けられた首輪が良く似合っている。
すでに、多栄の相手は床に寝て、その上から裸の多栄は騎乗位で結合している。

男達はそんな多栄の周りに集まっていた。
とりわけて美人というわけではないが、その夜は違っていた。
画面でみせるようにいつもは地味な役が多いが、その夜は憂いを含んだ表情ではなく、
細身の身体だが、その夜は妖艶だった。

口を半開きにしてすでに逝っている多栄の顔に、男達は勃起をして見つめている。
或る男は隣の男に囁いていた。
「まさか、あの女優の木村多栄がMだったとはね」
「最近は出ていないが、テレビで見るような憂いをした顔じゃないね」
「うん、別人のように妖艶だし……」
「細身だけど、いやに乳房が大きいね」

「後でやらせてくれるかな?」
「多分ね、もう二人にやらせているようだし」
「ああ、ダメだ、こんなに勃ってきてる」
多栄を見つめている二人の男のペニスは興奮して反り返っていた。

「おや、みてごらん、多栄の男らしい人がなにやら手に持ってきたよ」
「どれ、あぁ……あれはバラ鞭みたいだよ」
「たしか、彼は前から噂のあったアングラ映画会社の社長の薮川真斗じゃないか?」
「ああ、なるほど以前にはアングラ映画でやっていたよね」

その薮川が周りの男達を見渡しながら言った。
「さて、みなさんこの女をこのバラ鞭で虐めたい人はいますかな?」
薮川はにやりとした顔をして、じろりとした目で集まっている男達を見つめた。
するとそこにいた男達は一斉に手を挙げた。

「私にやらせてくれ」
「俺にも!」
「頼むよ!」

色々な声が飛び交う中で、加川という四十歳位の男に決まった。
バラ鞭は黒革でできており、長い先がバラけている。
これで女を叩くと良い音がするのだ。

加川は薮川に聞いた。
「あの、叩く時の手加減はどのくらいにすれば?」
「そうですね、お任せしますよ、無理しない程度なら。ただし、顔と手足以外でね」
「わ、わかりました!」
加川は興奮しており、ペニスは異様に勃起していた。

薮川は多栄に言った。
「多栄、お前をこの人に叩いてもらうから、良いな」
「は、はい、ご主人様 ……」
多栄は少し躊躇していたが、頷いていた。




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