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私の非日常
【調教 官能小説】

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投稿-1

「ふう…」
樹奈はスマホの画面から顔を離す。
小一時間くらいだろうか、樹奈はベッドに横になりながらずっとスマホの画面を目で追っていた。
「今日もいっぱい濡れちゃった…」
樹奈はパジャマのズボンの中に左手を入れ下着越しに自らの割れ目に触れる。
下着越しでも十分わかるくらいに左手の指先を湿らせた。

寝る前に官能小説を読むのは彼女の日常だった。
彼女が求める物語は好青年と少女が恋に落ちて、甘くトロけるようなSEXを展開する少女漫画のようなものでは無かった。
女性だけが裸になり無理やり肉棒を口にねじ込まれ、首輪や手枷・足枷で身動きを封じられ、卑猥な言葉や恰好をさせられ凌辱させられる。
そんな物語に興奮を覚え物語の女性たちに自らを投影するのだった。

「今日も色んな書き込みがあるな」
樹奈のもう一つの趣味はSM掲示板の徘徊だった。
そこには現実の男女が己の願望を剝き出しでさらけ出していた。
その掲示板に踊る卑猥な文字は小説よりもフィクションに感じられた。
何より樹奈が驚いたのは、女性の書き込みが多いことだった。
被虐を求める女性の書き込みに群がる加虐趣向の男性の返答に樹奈は小説以上に引き込まれていったのだ。

いつもは見るだけだったのだが、今日の樹奈は違っていた。
「書いてみるだけだから…」
樹奈はスマホに指を走らせた。

『私は、変態なことを考えてしまう、淫乱でドMです。
エッチな小説を読んだりして、おまんこをすごい濡らしてしまいます。
こんな悪いおまんこをご主人様のおちんぽでお仕置きして、調教して欲しいです。
30〜40代のご主人様、じゅなをご主人様好みの変態に調教してください。
お願いします』

「書いててちょっと興奮しちゃった。どうしようこれ」
樹奈はおまんこがじゅわっと広がるのを感じた。
恥ずかしくなってサイトを閉じようとしたが。
「私って事が分かるわけはないよね」
このまま投稿したらどんな返信が来るのか。樹奈はその好奇心でいっぱいになっていた。
樹奈は【投稿】ボタンに指を滑らせるとタップして、サイトを慌てて閉じるのだった。


翌日樹奈は迷っていた。
勢いで投稿してしまったが、急に怖くなりサイトにアクセスするのを躊躇していたのだ。
意を決して樹奈は昨日の自らの書き込みを確認した。
「すごい34件もレスがある」
樹奈は恐る恐る書き込まれた返信を確認していった。
最初こそ不安だった樹奈だったが、自分に向けられた卑猥な言葉が徐々に興奮を膨らませていった。

「あ、このレス」
樹奈は一つの書き込みに目を止めた。

『じゅなさんはじめまして。
書き込み読ませてもらいました。
エッチな小説を読んでおまんこを濡らしちゃってる変態のじゅなをもっとエッチで変態な女の子にしてみたいと思って返信しました。』

そんな出だしから始まる文章を読み進めていくと、

『まずはエッチな小説みたいな出会いをしてみませんか?
デパートの多目的トイレ付近で待ち合わせして、私はじゅなの事を確認します。
じゅなを確認出来たらメッセージアプリで知らせるからじゅなは一人で多目的トイレに入ります。鍵を開けたままで、じゅなはアイマスクで目隠しした状態で待ちます。
私はじゅなの準備が出来た頃合いをみて中に入ります。
そこから私とじゅなの関係が始まるのです。』

そこには具体的なシチュエーションが書かれていた。
樹奈は瞬時に頭の中でそのシチュエーションが駆け巡った。
「トイレで目隠しで知らない男の人に犯されちゃうの!?」

樹奈は不安や恐怖を感じながらも興味と好奇心が勝っていくのを感じた。
そしてそのご主人様に連絡を取ることに決めたのだった。

11/7
『はじめまして、掲示板に書き込んだじゅなです。
ご主人様の書き込みに興味があり返信させて頂きました。
                            じゅな』


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