未亡人との歪な関係①-8
「冴子さんのここ、ぷくっとしてて、ぬるぬる………」
「あぁ、だって、佳織さんにこんなことされたら、誰だって…こうなっちゃうよ……佳織さんの指で、イキたくなってるっ……」
切なく、甘い声を吐き出し、冴子は佳織の腕を掴んだままだった。
仕切られているとはいえ、ここは屋外なのにもかかわらず……
とうに佳織の理性は削られ、目の前の女を蹂躙したいという欲望しかなかった。
それほどまでに冴子は魅力的だった。
「はぁ、んん、や、佳織さん、いく、いくの……いくっ……」
冴子はそこに触れる佳織の手のひらの上に手を重ねて、絶頂を迎える瞬間、その手を押し付けるようにした。
「……はあ……はあ……」
肩で息をする冴子の体を、乳房に這わせていた左手で体をなぞるようにして細い腰の位置までずらし、彼女を抱きしめた。
抱きしめながら、まるで愛おしいものに触れるように、うなじの辺りに唇を押し当てる。
しばらく二人はその状態だったが、呼吸を整えた冴子が、まだぬるぬるとしたそこに触れたままの佳織の手をとり、指先を口に含む。
「んっ………」
佳織の唇からため息が漏れる。
「やらしい指……これで色んな男に悪さしてるんですね……」
指の股から、指先にかけて、じっとりと舐めあげられる。
指でさえ、こんなにも気持ちいいのに、もし男性のペニスならばーーそれがどれだけの快感か計り知れない。
「ふ、ぅ、冴子さん、そんなに指……しないで、また、したく、なっちゃ…う」
「んふ……？女はイッてもまだできるんですよ……？」
冴子は振り返り、そっと右手を佳織の秘部へと添えた。
「門井くんが帰ってくるまでは二人の時間でしょ？」
ぐちゅり、と音を立てて冴子の指を、佳織のそこは飲み込んでいく。
そしてまた、二人の官能的な行為が始まっていったのだった。