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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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未亡人との歪な関係@-3

「そう……だったの。あたしね……冴子さんに感謝してる。多分、冴子さんがいなかったら、悠斗くんとこういう風にならなかったと思う。あと…タイミングかな……。
冴子さんとすれ違った時があったでしょう。その前日……あたし出張に行ってたんだけど、泊まったホテルで、別の支社の後輩二人に体を触られて……その、してしまったの。かなり強引な展開ではあったんだけどね」

「強引な展開って……ひどいことされたんですか」

「いや、何というかそういう雰囲気に持ってくのがうまい後輩たちでね……流されるままにしちゃった感じかな。強引だったかもしれないけど、夫に対する不義理になるからって悠斗くんに断ってたのに、そのことがあって吹っ切れちゃって。だから、歪かもしれないけど…うちの後輩とか、冴子さんがいなければ、多分、悠斗くんとの関係は成立してないの」

「いいじゃないですか〜。もし彼氏作るとしたら、佳織さんみたいな感覚の人じゃないとむりだな。ヤリマンだから」

あっけらかんと言う冴子に、思わず佳織は感心してしまう。
こんな風に自分の欲求をサバサバと語ることは、佳織にはできないからだ。
隼人や、理央のことだって、ずるい仕方で誘っているのは佳織なのだと自分でもわかっている。

「複数っていうのは、結構するの…?」

「めちゃくちゃ責められたい気分の時は、この人たち、っていう人がいて、呼ぶことありますね。一人の人がめちゃくちゃすごくて。すごく暑い時だったんですけど、身体中アザだらけになっちゃって、ジャケット着ざるを得ないわ、スカーフ巻かざるを得ないわで、ちょっと大変でした。
その日は、はじめキレるかと思いましたよ。その男の人超絶デカいんですけど、前戯無しでいきなり挿入してきて。目から目ん玉飛び出るんじゃないかと思うくらい痛かったんですけど、向こうは加減わかってるんですよね。段々濡れてきちゃう」

言い終わると、ふふっと冴子が笑う。
グロスを塗っていなくとも、ぽってりとしたいやらしい唇。
この唇が体の一部に触れるだけで、男性は虜になってしまうのだろう。
悠斗もその一人であるはずで、もしその柔らかい弾力に触れ、さらに彼女の舌で身体中を舐めあげられたらーー
佳織は自分が男ではないにもかかわらず、それを想像しただけでぞくっと身震いしてしまった。
それほどに、冴子には色気があった。

ーー無意識に、指先で冴子の唇に触れていた。

「ーー何かついてました?」

冴子はなんの疑いも持たずに尋ねる。
唇が開いたことによって、冴子の吐息が指先にあたり、指先が熱くなる感覚があった。

「あ、いや……その…急に触ったりしてごめんなさい」

佳織ははっとして、手を離す。
勢いよく湯船に手をつけたため、ばしゃん、と湯がはねて、自分の顔にかかる。
隼人や、理央もこんな風に衝動的に自分に触れたくなるのだろうか、と少し男性の気持ちがわかった気がした。

「すごく……綺麗な唇だなって思って、その…本当にごめんなさい」

「ええ?佳織さんも綺麗じゃないですか」

冴子は屈託なく笑って手を伸ばし、佳織の頬に手を添えるようにしながら親指でその唇をなぞった。
何の疑いも持たない冴子に対して、佳織はその行為に性的なものを感じて、ずくん、と腹の奥が熱くなる。

「ほら、ぷるぷるだ〜」


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