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時間停止
【学園物 官能小説】

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無キャラ-1

俺は中学生男子。中学生男子と言えば、性に目覚め、常時、チンポはガチガチに勃起し、暇さえあればオナニーをするのが日課のサルである。しかし、俺は彼女はおろか友達さえいない無キャラである。無キャラとはネットスラングで、見た目はオタクっぽいのに、ゲームやアニメをするようなオタクとも仲良くなれず、かといって学校の成績もパッとしない、部活に打ち込んでいる訳でもない、休み時間は机にうっぷすような地味な学生のことである。俺は別にゲームも嫌いではないが、所詮、フィクションだと冷めてしまう。漫画はよく読むが、マニアックなのか、同級生が読む流行りものの漫画を面白いと思えない。勿論、中には面白いものもあるが、ただ、流行っているからと読む気にはなれない。いろいろなことを調べるのは好きだが、それはあくまで自分が興味があることで、それが成績には反映されない。モテたかったのでサッカー部に入りたかったが、親が運動部を許さなかったので入らなかった。この点は後悔している。親がなんと言おうと、サッカーなど学生のうちにしか出来ないのでやるべきであった。それはさておき、俺はとにかく人間関係が全く作れないのである。しかし、セックスはしたい。特にかわいい女子とセックスをして、周りの学生から一目おかれる存在になりたいという心理がある。つまるところ、俺は、勿論、セックスもしたいが、普段、存在しないものとして扱われる状況を分かりやすい評価基準で覆したいのである。トロフィーWi-Fiスポットを求める心理と似ている。また、ゲームや部活などでトップを目指すのではなく、あくまで、かわいい女子をトロフィーにする他力本願が透けて見える。しかし学校には、俺が活躍できるフィールドはないのでどうしようもない。何か俺にも活躍できる居場所があれば、学校生活ももっと充実したものになっただろうに。しかし、女に話しかけることも出来ない。話しかけようとしても、声が出ないのである。仕方ないので、エロ本を見てチンポをシコシコするむなしい毎日をおくっている。しかし、そんな俺にも学校に通い続けるのには理由がある。それは同じクラスのA子を拝むためである。A子は小顔でいつもニコニコ笑顔だ。髪はポニーテールで黒である。天使の輪っかがくっきりと見え、中学生らしさを感じる。身長については平均よりも少し低いぐらいで、胸はあまりない。体は華奢で強く抱き締めたらおれてしまいそうだ。同じ制服を着ているはずなのにA子だけ特別似合っているように見える。なんだか柔軟剤なのか清潔間のある臭いがする。友達は特に多くはなさそうだが、誰とでも話せるようである。部活はテニスをしているらしいが詳しいことは知らない。俺は毎日A子を見ては、嫌らしい妄想をしている。


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