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『XXX Friend』
【女性向け 官能小説】

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『XXX Friend』-2

「指が傷つくだろ、奈々。我慢するな」
「うん……」
素直にうなづいた私を見て、再び丈弘はお腹の辺りに口付けをし、そして私の一番敏感な所に口をつけた。
「ひぁんっ、あ、あ……んんっ」
「すっげー濡れてる。気持ちいいんだ?」
「やめてぇ、言わ……なぃ……で、はぁ」
丈弘はしつこく、舌を入り口のあたりで出し入れをする。
その快感に耐えきれなくなりそうになった時、丈弘は口を離した。その口許は私の愛液で濡れて光っていた。
「あ、そんな…………ねぇ」
イキそこなった私は我慢できなくて、ひざを擦り合わせて、ねだるように丈弘の瞳を覗き込んだ。
「何だよ。どうして欲しいんだ?ちゃんと言いな」
丈弘だって今にもはち切れそうなくらいになっているのに、意地悪く笑って私をじらす。
「え……やだっ。恥ずかしいってば!」

「じゃあ、いいんだ。ココはこんなにぐちょぐちょに濡れてるのに……」
丈弘は私のアソコを指ですくうと、その指を目の前で広げて見せた。透明な糸を引く程、指は濡れていた。
「あ……ねぇっ、欲しいのっ!アソコに欲しいのっ!お願い……じらさないで……」
「しょうがないな」
自分のモノに手を軽く添えて、丈弘は一気に私の中に入ってきた。
ずぷずぷずぷっ!
したたる程びしょびしょに濡れていたアソコは、待っていたかのようにソレを飲み込む。
「はぁっ……丈ぇ……あぁん」
ねちゃねちゃぬちゅ……。
お互いが動くたび、ひわいな音が部屋に響く。
気付けば私も自ら腰を動かしていた。丈弘がそれに気が付かないはずはなかった。
「自分から腰振って……奈々ってえろいんだな。知らなかったよ」
私の髪をかきあげ、余裕たっぷりに丈弘は笑う。
そんな言葉にも私の体は反応して、丈弘のモノをもっとキツクしめつける。
「ち、違っ……やぁっ、だめぇっ、あぁっ」
丈弘が結合部に手をのばし、私の突起をいじったのだ。二ヶ所からの刺激に私の体は耐えきれそうになかった。
「やだぁっ!イっちゃうっ!んっんっ……」
「俺もそろそろ……イクぞ」
耳元でそうささやくと、今まで以上に激しく腰を動かした。
「あっあっあぁっ……ん、いっイクっ!ああああぁっっっ!」
「くっ……イク、ぞっ!」
私は絶頂の中で泣きたくなる程の切なさを感じていた。

お互い果てた後、シャワーを浴びて、丈弘は私に腕枕をしながら隣で眠ってしまった。
私も疲れのせいで少し眠ったが、目が覚めたのだ。
一度目が覚めるともう眠れなかった。丈弘の無防備な寝顔を見ていられなくて、唇にそっとキスをすると、私はメモを残してホテルを出た。
『ホテル代置いておくね。
黙って帰って、ごめん。ちょっと用事があるもんで……。
じゃあね。 奈々

P.S.上手だったよ♪ドコで練習したのかな〜?(笑)』

私はホテルから出て、いつものコーヒーショップに向かった。ブラックを頼む。
最初から私はブラック派だったワケじゃない。ミルクなんかたっぷり入れていた。ブラックはアイツの趣味。
……いつの間にか私は真似してた。少しでも近付きたくて。
「……丈弘ぉ…」
“友達”のアイツが触れた体にブラックが苦すぎて、私は一人、声を押し殺して泣いた。


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