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愛奴学園
【調教 官能小説】

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木曜日 家畜調教感情表現-1

 〜莉央視点〜
 スピーカーを通してチャイムが、響きます。
 小、中学校では、チャイムが鳴り終えるまでに席につけばよかったのですが、学園は違います。
チャイムは即ち始業そのもので、第1音とほとんど同時に委員長の水元さんが号令をかけます。
 挨拶をした後、私達は慎之介様に命令された姿勢をとります。
今日は『全裸』と『待機姿勢5』を命じられました。
 椅子と机を隅に運んだ教室はガランとしており、自分と慎之介様の間を遮る机がないだけで心細くなります。
 頭では机があろうとなかろうと違いがないと分かっています。
 けれど、ただでさえ身を覆う衣服を与えられず、視線から身を隠すだけでも気が休まるので、やっぱり全身を慎之介様の視線にさらしていては落ち着けません。
「今日もお前たちは犬だ。『おすわり』」
「「ワンッ!」」
 あのドアホな小川さんですら、『かしこまりました』などと返事をしません。
あの子のせいで、私たちのクラスは授業が少し遅れているそうです。
全く、困ったものです。
『犬』として指示を受けた以上、答え方が『ヒト』であってよいはずがないのです。
 慎之介様曰く、立場を弁えない振舞いは、礼を失しているのは勿論のこと、今後の所作からも一貫性を失わせ、あげくクラス全体の規律を台無しにする。
つまり絶対にやってはいけないことだそうです。
  おすわりをし、上目遣いに慎之介様を見上げます。
 腕を組んだ慎之介様は、遥かな高みから私達を見下ろしています。
「これから『感情』を表すトレーニングに入る。お前たちは犬だから、言葉で気持ちを伝えることは許されない。とはいえ意思疎通が図れない駄犬では、社会に出ても通用しない。ではどうするかというと、犬はご主人様に『動作』で感情を伝えるものだ。お前達も同様に、しっかり体を動かして気持ちを伝えなくてはならない」
 睥睨する慎之介様と、束の間視線がぶつかり、慌てて背筋を伸ばします。
 「感情を顔にだすのは論外だ。 犬に倣って、ケツにささった『尻尾』を振って、喜怒哀楽をあらわせ。とびついたり、じゃれるような下品な犬は俺のクラスには要らない。いいな」
 ビクリ。
 返事を促す発問のたびに身じろいでしまいます。 
周囲が口を開く気配に合わせ、私も慌てて口を開きます。
 一事が万事、主体的には決められません。
 そもそも勘が悪くって、慎之介様が何を意図しているのかピンとこないのです。
 仮にピンと来たところで、どうすればいいか自分で判断なんてつくはずがありません。
 つまり私にできるのは、必死で回りに合わせることで、返事1つにしても例外じゃありません。
「ワンッ」
「では、ケツをこちらに向けておすわり」
「ワンッ」
 ワンテンポ遅れた返事でも、極限まで間を詰めた遅れであればバレはしません。
 キビキビ動くフリをしながらみんなに合わせ、私もお尻を慎之介様に向けます。
 拡張プラグはいつしか肛門にフィットしています。
 ときおりプラグから伸びた尾毛が太股を撫で、こそばゆいような痒いような、不思議な気分になります。
 慎之介様は昨日同様、電気鞭を持っています。
 毎朝経験する電気鞭と違って、電流は弱いですが、痛み自体は遜色ありません。
 お尻にしか、受けたことがない私でも、辛いのに、これでおマンコを叩かれた水元さんは、もっと辛いのでしょう。
それを顔に出さない水元さんはさすが委員長だとおもいます。 



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