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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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お持ち帰り-5

沙織も修の部屋に行きたいと思った時点でロストバージンする事は決めていた。怖さはあるものの、明日も今の自分と同じであるつもりはない。拒む気持ちは微塵もなかった。
「沙織ちゃん…」
修は沙織を抱き寄せる。
ドキッとした沙織。
「わ、私…、初めてなんです…!」
嫌がるつもりはなかった。沙織はただ、面倒だなとか重いなと思われるだろう事に申し訳なく思っただけであった。だがそんな心配も修の笑顔に救われる。
「分かってるよ、沙織ちゃん。」
そう言って唇を寄せてくる。
(く、来る…!)
沙織はとっさに目を閉じて瞑り硬直する。修の息が間近に感じる。そして初めての男の唇が優しく重なった。
(あっ…)
ファーストキスの瞬間だった。今までたくさん妄想してきた初めてのキスが現実となる。すると硬直していた体からフッと力が抜けた。
それだけで大人になったような気がした。今日会ったばかりだが、好きな男に奪われた初めての唇は喜びに震えた。

ゆっくりとファーストキスが離れて行く。そしてゆっくりと目を開ける沙織。修の顔が瞳に映った瞬間、心までも奪われてしまった。
「沙織ちゃん」
優しい微笑に身も心も蕩けそうになる沙織。少しだけ大人になった唇は修の唇を求めた。沙織は修の背中に手を回し抱きつく。修はそんな沙織を強く抱きしめながら初々しい唇の感触を確かめるかのように優しいキスをする。
(キス…)
好きなもの同士が求め合う意味が分かったような気がした。キスがこんなに幸せになれるものだとは思わなかった。
(好き…、好き…、好き…)
沙織の修への愛は膨らんで行った。

長い長いキスの後、唇を離した後、見つめ合う2人。沙織の瞳は完全に蕩けていた。
「沙織ちゃん…」
「はい…」
俺は沙織を優しく抱いたまま立ち上がりキスをしながら歩み出す。
(ああん…、とうとう…)
導かれる先は寝室…ベッドだと予感した。ドキドキして舞い上がる沙織は、気付けばキスしたまま優しくベッドに押し倒されていた。沙織の体に覆いかぶさるように乗り、頭を悩ましく揺らしながらキスする修。沙織は修に身を任せる。
(女子高生とベッドで抱き合うとか、やっぱいいな…)
修は興奮していた。今まで何回も女子高生をベッドに押し倒して来たが、やはり興奮する。今度制服姿のまま沙織をベッドに押し倒したらもっと興奮するだろうな、そう思っていた。


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