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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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裏切りを重ねて (2)-3

 またキスをして見つめ合う。なにこれ? 笑ってしまう。エッチじゃないけど、いい雰囲気。

「そろそろ雰囲気出たかな?」
 そういうこと、聞く?
「パパはどう思うの?」
「出てきた……と思います」
「おっぱい触りたいだけでしょ?」
「う……。しょ、正直触りたいです」
「ふふふ」
 もう。照れてしまうではないか。
 いちいち聞かなくていいのに。裸でキスしてたら触るでしょ、普通。
「ごめん……やっぱやめる?」
「ううん……。さっきからもう十分……雰囲気出てるから……」
「じゃあ……?」
「うん……いいよ……」

 私の胸に夫の手が伸びてきて、包まれる。温かい。心臓の鼓動が伝わりそうで恥ずかしい。
 こんな初めて同士のようなセックス、初めてのときにもしたことがない。楽しい。奥さん失格なのに、楽しんでしまってごめんなさい。

「手のひらで乳首の先端に軽く触れて、だって」
「ふふふ。じゃあ……やってみて」
 まだそんなこと言ってる。マニュアル男め。
「ん、んん……」
「ゆき可愛い……これだけで気持ちいいんだ」
「ん……んん……ん……」
「その手のひらそっと動かして、乳首を優しく転がして、だって」
「やってみて……ぁん……んん……」
 焦って強く揉みしだくだけだった昔の夫の愛撫と違う。その調子。
「おっぱいに夢中になりすぎないでキスもしてあげましょう、だって」
「じゃあ、して……ん、んん……チュ……」

 唇を重ねながら、乳首にじんじんとした刺激が伝えられる。気持ちいい。タッチが単調なのがたまに傷だが、そんな夫が愛おしい。

「タッチは単調になりすぎず、指で摘んだりはじいたり、だって」
「じゃあ、して……」
 なんて素晴らしいサイトだろう。恥ずかしくて自分では言えないことを、代わりに全部言ってくれる。
「ん……んふ……気持ちいい……」
 自分の吐息が荒くなるのを感じる。
「ときどき焦らしてみるのもおすすめ。乳首に触れないように乳輪だけをそっとなぞって、だって」
「じゃあ、焦らして……んん……んふふ……くすぐったい……」
 もじもじしてしまう。
「くすぐったそうにもじもじし始めたらまた乳首にタッチ、だって」
「ふふふ……もう……んん……ん……ぁん……」

 幸せだけど実はさっきからちょっと恥ずかしい。
 おっぱい大きくなっちゃったから。

「女性は胸を見られるのが恥ずかしいもの。いっぱい褒めて安心させてあげて、だって」
 ぜんぶお見通しだ。このサイト。
「うふふ……それは……無理して褒めなくていいよ、恥ずかしいから……」
「ぜんぜん無理じゃないよ。ゆき、おっぱい大っきくなったよね。可愛いよ」
「太っちゃったから……」
「ぜんぜん太ってないよ」
「それは嘘でしょ」
「そんなことない。エッチで、ちょうどいい感じ」
「あぁん、やっぱ太ったって思われてる……」
「とにかく可愛いの! 白くて丸くてつんてしてて。ゆきもおっぱいも可愛い。大好き……チュ……」
「もう……エッチ……チュウ……ん、んん……」

 まんまと安心してしまう私。お世辞かな? 本音かな? わからないけど愛されてるのは伝わってくる。

「パートナーが気持ちよさそうにしていたら、もう少し深いキスをしてほしい合図、だって」
「んん……して……深いキス……」
 夫の舌が侵入してくる。いつ以来だろう。口の中が、柔らかく温かいもので満たされる。
 控えめに舌を差し出して応えてみる。
 大好きな人に乳首を弄られながらのディープキス。下半身がもじもじしてしまう。恥ずかしくて、キスをして抱きしめてごまかす。夫が欲しい。

「それから……」
「『それからエッチ中にスマホを見るなんて厳禁。奥さんのこといっぱい愛してあげて』だって」
 適当なことを言い、夫の手からスマホを取り上げる。
「見ろって言ったり見るなって言ったり勝手な女め」
「ふふふ、いいの」

 今まで夫との行為中にリラックスした会話をすることもあまりなかった。会話の合間に唇を重ね、舌を絡める。互いの身体をまさぐり愛撫する。

「ゆき……」
「パパ……」
「大好きだよ、ゆき……」
「ゆきも……大好き……パパ……」
「ゆきが自分のことゆきって言うの、久しぶりに聞いた」
「エッチするときしか聞けないんだよ」
「じゃあもっとエッチしよう」
「やだぁもう……パパったら……ねぇ、ぎゅってして……」

 乳首が気持ちいい。吐息が漏れる。もっと触ってほしいな。できれば下の方も――。


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