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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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キス-6


 そう言うとしのちゃんは、俺の胸に完全に顔を埋め、左手で俺の右腕をぎゅっ、とつかんだ。

「……」

「こうしてると、なんか安心する……お兄ちゃんの胸、あったかいな」

 エアコン効きすぎたかな。照れて、そうボケようとして口をつぐむ。
 しばらくそのままの姿勢でいると、やがてしのちゃんがかすかな寝息を立て始めた。しのちゃんの華奢な身体をそっと抱き上げて仰向けに寝かせ直す。しのちゃんの髪がネイビーブルーのシーツの上にふわっと広がり、オレンジのスカートの裾がまくれて日焼けした太腿が露出する。
 俺はスカートの裾を直し、しのちゃんの隣で肘をついて横になった。正直、絶好のチャンスではある。眠るしのちゃんのスカートを捲りあげて、さくらんぼの白いパンツを間近で見たり、体臭や寝息の息臭、パンツ越しの恥臭を存分に嗅いだり、ノースリーブの袖の隙間を広げるかなんかしてしのちゃんのぺったんこの胸の乳首を見たり、なんならおちんちんを露出させてしのちゃんの右手に握らせたりして、しのちゃんで生オナニーしようと思えばできなくもなさそうだ。
 でもそういう気にはならなかった。さっき射精したばっかりで賢者タイムが継続していたというのもある。けど、安心しきった寝顔のしのちゃんを見つめる俺の気持ちを支配しているのは性欲ではなく圧倒的に父性だ。それに、もしかしたらあのときのはるかぜ公園のように、しのちゃんのほうから大胆なことを言ってくるかもしれない。そういう流れのほうがスムーズそうだし、だいたい今日のキスだってリードしてきたのはしのちゃんだったし。ま、眠っちゃってるからないと思うけど
 すーっ、と、くぅーっ、を繰り返す寝息を聞きながら、俺はしのちゃんの寝顔を見つめていた。こいびとがいるって、こういうことだよな。エロい気持ちばっかりじゃなくて、互いを信頼したり、思いやったり、相手に対してやさしい気持ちになったり、女の子を守りたいと思ったり。彼氏ってのは、たとえば琴美の彼氏なんかも、自分の彼女に対してはこんなふうに接しているんだろう。俺の場合たまたましのちゃんが小学生だって言うだけで、ペドの自分勝手な変態性欲のみでしのちゃんに接してるわけじゃない、少なくとも今日からは、間違いなく。


「やだ、あたし寝ちゃってたんだ」

 ばっ、としのちゃんが起き上がった。

「うん、気持ちよさそうに寝てたよ。一時間くらいかな」

「ほんとー、ねぇ、お兄ちゃん変なコトしてないよね」

 しのちゃんが大げさに俺を睨む。

「うーん、おっぱい触ったかな」

「うそー、お兄ちゃんへんたいだー、へんたいへんたい」

 しのちゃんが、シーツと同じ色のカバーがかかった枕をぶんぶんと振り回してくる。いたた、結構力あるんだなしのちゃん。

「へへ、してないよそんなこと、嘘嘘」

「お兄ちゃんエッチだからなぁ」

 しのちゃんがぷくっ、と頬をふくらませた。こういうときはむしろ機嫌がいいというのは、この何ヶ月かの交際でわかっている。

「ほんとにしてないよ、するときは、しのちゃんがいいよ、って言ってくれたときだけ」

「ふーんだ、あたし、そんなエッチなこと言わないもん」

 もう一回枕が飛んできた。ひょいと躱した俺としのちゃんの目が合う。ふへへー、と笑うしのちゃんの顔に、俺の顔もほころんだ。


 ママは夕ご飯の前に帰ってくるって。そう言うしのちゃんを俺は歩道橋のあたりまで送った。
 俺のアパートから歩道橋まで並んで歩いた俺たちは、ずっと手をつなぎっぱなしだった。土曜日の住宅街の夕刻、人通りは少ない。でも、誰に見られても俺はもう平気だ。堂々としてりゃいい。
 歩道橋の下まで来ると、しのちゃんは握っていた手を離した。俺を見上げていたずらっぽく笑う。

「お兄ちゃんとキスしたこと、ママにはないしょにするね」

 俺は苦笑いした。そういや前に聞いたとき、ママが家にいない間は家でずっとWiiしたりしてたって言ってる、と話してたな。しのちゃんはあっけらかんとしてそう言ったけれど、ママに嘘つくのは本来よくないことだから、俺がちゃんと動かないといけないな。

「じゃ、しのちゃん気をつけてね。次は……来週の金曜日の放課後だね」

 はるかぜ公園で会うには暑さが厳しい季節になってきた。こないだみたいに、多目的トイレの中にちょっと長くいたら脱水症状にもなりかねない。俺がしのちゃんに、とりあえず次の金曜日は学校が終わったらうちに来て遊ぼう、と提案すると、しのちゃんは飛び跳ねて大喜びしてくれた。

「うん、学校終わったらすぐに行くよ!」

「わかった。じゃ、気をつけてね」

 最後、もう一回しのちゃんの手を握る。しのちゃんがきゅっ、と握り返してくる。

「うん!……お兄ちゃん」

「なあに?」

 しのちゃんがきゅっと身体を寄せ、俺を見上げて小声でささやく。

「お兄ちゃん、キスしてくれて、ありがとっ」

 照れたようにくしゃっ、と笑い、ばいばーい、と手を振って歩きだしたしのちゃんは、カーブの手前で振り向くと俺に向かって両手で投げキッスした。どこで覚えたんだそんなの。
 オレンジのスカートがカーブの先に消えたあとも、俺はしばらく歩道橋の下に立っていた。夏の夕風は心地いいな。たそがれていた俺は、洗濯機の中の溜まった洗濯物のことを唐突に思い出した。いけね、遅い時間に洗濯機回すのは近所迷惑だ。俺はたそがれの町を、しのちゃんの残り香が漂う、ついさっきまで「こいびと」が遊びに来ていたアパートに戻るために小走りで歩き始めた。


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