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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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覚醒、欲しがる未亡人 本間佳織D-2

「違うんだよ……。母さんが、父さんのことすごく好きだったのわかるけど、そういう風に言うってことは、俺に気遣っててくれたんでしょう?
よその家のお母さんより年齢も若いしさ……。武島さんも言ってたみたいに、男の人に声かけられたっておかしくないの、わかる。俺だって会社勤めし出して…母さんと同年代の人見たら、母さんが身なり気遣ってて他の人と全然違うのわかるもん」

「ーー岳。ずっと変な気を使わせてたんだね。
でも、本当にすごく最近までお父さんのことずっと引きずってたの。それは本当だよ。でも、もう大丈夫だから。ね?」

佳織はそう言うと、岳の頭を再び撫でた。岳はもう恥ずかしがらなかった。







佳織は何とか仕事を早く終わらせることが出来て、定時を過ぎてしまったが隼人と同じ時間に退勤することができた。
隼人も、少し仕事が残っていたようだった。

「結構頻繁に連絡とってたのね?知らなかった」

ぎゅうぎゅうの車内ではなかなか話すことができなかったので、最寄り駅に着いたのち、佳織は隼人にそう話しかける。

「ええ、そうなんですよ。実は休日にランチしたこともありますよ。本間さん、気を使うと思ったので言わなかったんですが。
いい息子さんですね」

「あら……知らなかった。お兄ちゃんみたいで嬉しいのかしら。人付き合いはする方だと思ってたけど、確かに年上のお友達っていなさそうだから。一人っ子の割にしっかりしてると思ってたけど、結構甘えん坊なのかもね」

クスッと佳織は笑った。

「甘えん坊なのは本間さんもでしょう?」

佳織の耳元で、低めの声で妖しく囁く。

夕方とはいえ、むし暑い気候の中さらに体温が上がるようなことを隼人が言ったせいで、佳織の顔が熱くなる。

「武島くん、からかわないで頂戴」

「ここでキスしちゃいたい」

歩きながら、隼人は視線を送る。
獲物を定めるような鋭い目付きだ。
先日交わって以来、お互いそうした性的な会話さえなく、突然の隼人の変貌に佳織はどぎまぎしてしまう。

「本間さんちじゃなくて、俺の家、連れてってめちゃめちゃにしたい」

「ーーーおばさんだから、舞い上がっちゃうよ。からかわないで……本当に」

佳織は口元を手で押さえて、恥ずかしそうに目をぎゅっと閉じた。

「今日は、本当にダメよ…?この間みたいなことは……ね?」

「ふふ、からかってはないですよ。でも、約束します」

「からかってはない」との言葉に、ぎゅううっと子宮が締め付けられ、疼いてしまう。

「ーーしたくなっちゃうじゃない。この間で落ち着いたと思ったのに」

「最近してないんですか?」

「ん、もう。先輩のことからかわないの。ほら、お腹減ったから急ぎましょう」


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