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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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婚外恋愛 (3)-2

「……いじわる……欲しくなっちゃったじゃん……」
「する?」
 コクリと頷くゆき。
「じゃあ俺のも脱がして」
 Yの足元に跪き、男のズボンに手をかけるゆき。
 下着を脱がすとまるでそうするのが当然のように屹立したペニスに手を添えキスをする。二度、三度と口づけてパクリと咥え込む。ジュププと音を立て喉奥まで歳下の恋人の陰茎を飲み込み、ちらと上目遣いで媚びた視線を送る。
 たくし上げられたキャミソールとずり下げられたブラジャーに挟まれた乳房は無残に変形し、先端の突起はゆきのフェラチオのリズムに合わせ細かく震える。足首には脱げたデニムパンツがひっかかり、経産婦とは思えぬ可愛らしい尻が丸出しになってる。
 不安定な姿勢でしゃがみながら、Yの男根を自らの口内に丁寧に出し挿れするゆき。

「ゆきさん……時間……」
「ふふふ、夢中になりすぎちゃった……早くちょうだい」
「後ろ向いて。そう、お尻突き出して……」
「パンツ、脱がしてくれないの……?」
「穿いたまま、横にずらしてみてよ」
「もう……エッチ……」
 人妻がTバックショーツのクロッチ部分を後ろ手に指に引っ掛け、ぐいと横にずらした。
「あぁ、すごい……エッチすぎるよゆきさん、その格好……ショーツの染みもよく見える」
「んん、ねぇ早く……恥ずかしいから……」
「まじで恥ずかしすぎる」
「ぁあ……もう……」
「何ていうんだっけ?」
「んん……」
 完全に開花した人妻の花びらの中心に充血した果肉が蠢き、血管の浮き出た雄しべが突き立てられている。
「Yくんのおちんちん……ゆきのおまんこに……挿れてくださ……いぁあん! ぁああああああああああ!」

 外まで漏れ出そうな声に、あわてて口を塞ぐゆき。白昼のショッピングモールの一角で、不倫セックスに興じる清楚な人妻の呻き声が響き始めた。

  *

「あれ? ゆきさん……まだ精子が唇の端っこについてる」
「ゃだぁ……ふふふ……ここ?」
 はにかんだ笑みを浮かべ口を拭う。瞳は潤み、頬は紅潮している。
「残念、反対側」

 多目的トイレで事に及んだ二人。Yの精液はゆきの口の中に注ぎ込まれた。
 後輩男子のペニスをきれいに口で掃除してやる女性上司。

「Yくんのおちんちん、元気良すぎだから……大丈夫? お洋服に飛び散ってない?」
 お掃除フェラを終えたゆきが立ち上がる。
「急がなきゃ。何分経った? 三十分? ぁあん、時間かかりすぎって思われちゃうかな」
「職場の後輩と不倫セックスしてましたって言えばいいよ」
「ばか……」

 濡れそぼった陰毛には男女の性器の摩擦でできた白いカスが汚らしく絡みついている。
 今日はそのままで一日過ごしてとYに言われたので、拭かずにズボンを穿いた。Tバックショーツは「記念に」といって取り上げられた。

「ごめんね、急な電話で……ちょっと職場でトラブってたみたい」
 いそいそと夫の元へ戻るゆき。不潔なままのノーパンの下半身に直接触れるデニム生地が気持ち悪い。しかしそれが恋人との営みの証だと思うと、ゆきの下腹部はまた熱く火照ってしまう。
「大変だったね、大丈夫?」
「うん、なんとか」
 この人は私が今ショーツを穿いていないことも、その理由も知らない。
 ねぇ、私がこの三十分、誰とどこで、何をしてたか知ってる?

「ほら見てよ。子どもたちちょっと遊ばせたら今はもうぐっすりだよ」
「ありがとう……うふふ、可愛い」
「あれ? ゆき……。唇の端っこにまだ生クリームついてるぞ」
 夫が不思議そうに私の口元を見つめてきた。
「え? なに……?」
「ひょっとしてそのまんまモール内歩きまわってたのか」
「やだぁ……もう……こっち?」
 作り笑いで慌てて口元をぬぐうゆき。
「いや、反対側」
「あはは……なんでだろ」
「まったくー。ゆきのそういう天然なとこ、嫌いじゃないぞ」
 夫が顔を寄せてくる。下着を穿いていない股間のごわごわや湿り気まで見透かされそうでドキドキする。
「なんだ、ゆき? やっぱり俺に処理して欲しいんじゃないのか?」
「きゃーー! 変態! やめてーー!」

 夫を避けながら鏡を取り出し確認する。Yの精液が、彼が言ったのとは反対側の唇に付着していた。


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