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求めあう思い
【その他 官能小説】

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再会-1

今日、俺は、初めてセフレと会う。
と言うと妻帯者と思うかもしれないが、残念ながら独身だ。
今まで何人かの女と付き合ったが、何故か長続きせず、気が付くと年を取ってしまっていた。

性欲さえ満足できれば、それでも良いか、と思い、ネットを使ってセフレを探した。
見つけたセフレは自称32歳、俺より2つ年下の人妻だ。
旦那との性生活が上手く行っていないらしく、性欲を処理したいと言っていた。

電車の駅前で待っていると、一人の女が笑顔で近づいて来た。
どうやら、お目当てのセフレのようだ。
ネットでは、メッセージのみしか交換していないため、顔を見るのは今日が初めてだ。

「初めまして、裕さんですか?」
女がとても可愛い笑顔で、俺を見ながら聞いた。
「はい。藍さんですね?」
「はい。今日は、よろしくお願いします。」
藍はそう言うと、チョコンと頭を下げた。

この藍と言う名前は偽名だろう。おれの裕という名前も偽名なのだから。
セフレだから、名前とか職業とか、そう言った事は、どうでも良い。
セックスの相性さえ良ければ、お互いに満足できるのだから。
「じゃあ、行きましょう。」
俺が言うと、藍が嬉しそうに俺の腕に抱き着いて来た。

駅の裏口にある、小さなラブホテルに入った。
入って直ぐにキスし、お互いの服を脱がせ、風呂に入った。
そうしてお互いの性感を刺激し、気持ちを高め合った。

ベッドに入り、更に藍を責めると、藍はとても敏感に反応し、過ぐに逝ってしまった。
「はあっ、ごっ、ゴメンなさい。わたしだけ先に逝ってしまって。」
藍は、とても嬉しそうに抱き着くと、甘い声で言った。
俺の上になり、両足を大きく開き、アソコを俺の顔に近づけ、大きく勃起している俺のペニスを口に咥えた。
チュポチュポと音を立てながら、美味しそうにペニスを舐めた。
俺も藍のアソコを開き、ペロペロ、チューチューと舐めた。
直ぐに、尻と足をガクガクと震わせ、藍はまた逝ったようだ。
だが、俺のペニスは咥えたまま、舐め続けた。
少しして、俺も気持ち良く、藍の口の中に射精した。

「ああ、とても気持ち良くって、もう、ダメになって。
お願い、好きに使ってぇ。」
藍は仰向けになると、甘えた声で言った。
まだ勃起しているペニスを、藍のアソコに押し込み、胸を刺激しながら、腰を動かした。
喘ぎ声を漏らし、体を捩りながら、藍は快感に耐えていたが、少しして、藍はまた絶頂を迎えた。
今度は激しく逝ったらしく、体を強く震わせ、大量に潮を吹いた。
だが、俺はまだ満足できず、更に藍を責め続けた。
「はあっ、あっ、ううっ、ぐうっ、うううう。」
藍は、さらに押し寄せる快感に耐えながら、喘ぎ、俺の責めを受け入れ続けた。

やがてとても気持ち良くなり、藍の中へ大量に射精した。
それと同時に、藍も、また大きな絶頂を迎えた。
「はあっ、ひぃ、ひぃ、あっ、あああ、いっ、逝く、ああ、涼斗、イクぅ。」
藍はギュっと抱き着き、体をガクガクと震わせながら、大きな絶頂を迎えた。
そのまま余韻に浸り、眠り始めた。

藍が最後に逝く時、涼斗と言った名前は、俺の名前なのだ。
(何故、藍は俺の名前を知っているんだ?ただの偶然か?)
そう思いながら、藍のバッグの中を漁った。
そして運転免許証を見つけ、それを見て気付いた。

藍の本当の名前は加恵、俺の初恋の相手だ。
加恵とは、小学生の頃から何かと縁があり、よく一緒に遊んだ仲だった。
俺は高校生になると、加恵に告白し、3年間だけ付き合った。

「加恵、目が覚めたか?」
「うん。。。涼斗、気付いたの?」
「ああ。つい さっき だけどな。」
「わたしばっかり先に逝ってしまって、ゴメンなさい。
どうかしら、セフレとして付き合ってくれる?」
「いや、ダメだな。」
「そっ、そう。そうよね。」
加恵はそう言うと、ギュっと抱き着いて来た。

「俺の彼女になって欲しい。」
「えっ、でも。わたし、あなたの家庭を壊したく無いわ。
わたしね、本当は1年前に、夫の浮気が原因で離婚したの。
だから。。。」
「実は、俺、結婚してないんだ。
妻が居るって言ったのは、そう言った方が、女が安心すると思ったからさ。」
「それじゃ、本当に?」
「ああ、俺の彼女になって、結婚して欲しい。」
「はい、喜んで。。。でも、わたし先に逝ってしまうけど、良いの?」
「それが良いんだ。加恵が逝く姿を見るのは好きだし、逝った後の加恵を責めるのは、とても楽しいからな。」
「もう、いじわる。
涼斗に責められると、体中がとても喜んで、凄く気持ち良くなって、どうしようも無くなるの。
でも、とっても嬉しい。」
加恵は、再びギュっと抱き着いて来た。

「ところで、どうして相手が俺だって、解ったんだ?」
「ふふふ、実はね、涼斗だって直ぐに解る、サインがあるの。」
「えっ、そんな物があるのか?」
「ええ、でも、それは教えないよ。」
「そうか、まあ、良いけどな。」
「うん。」

1ヵ月後、俺は加恵と結婚し、籍を入れた。



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