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女子体育大学 年下の先輩
【SM 官能小説】

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カーニバルはじまる-1

 剣道部3年生宮地 唯が号令をかけた『皆さーん詰まって!』BBQの準備中の高校生達も水道シャワーで身体を洗っている娘たちも山頂の広場に集まって来た。水泳部も体操部も卓球部の1年生も皆水道で塩と砂をきれいに洗い流してもらい、濡れた髪で駆け足で集まって来た。最後まで水道でもて遊ばれていた優子とめぐみも水着を着なおしながら走って来た。
 遠藤麗子は高校時代のテニス部の先輩達の3人あゆみ、志保、瞳を麗子の傍の椅子に案内して『先輩方も優子に会いに来たのでしょ。ゆっくり楽しんでいって下さい』と言った。あゆみ達は麗子が『優子』と呼び捨てにしたのが気になった。更に、遅れて走ってきている優子とめぐみに対して2年生の岡添真美が『相沢、遠藤!早く走りなさい。ちんたらしないの!』と怒鳴りつけている。あゆみ達3人はここでは間違いなく一番年上のはずなのに、10代の娘に優子が呼び捨てにされ、怒鳴られているのをみて、自分達も最下位グループに入れられている気分になった。
宮地 唯が『睦さん、一言、ご挨拶をお願いできますか』と声をかけた。
剣道部主将の津田 睦が皆を代表して『本日は・・・ありがとうございます。各部の新入生は本日のセレモニーを通して、体育大学精神を叩き込んで、立派な1年生になりなさい』と訓示した。1年生達は俯いてこれから始まる地獄を憂いだ。水泳部の4年生らしき方が『いいこと、みんな、今日は地獄の1日かもしれないけれど絶対服従の精神よ。ここにいる高校生の子達も含めて、全員の指示には従いなさい。』1年生達は全員俯いていたが『返事はどうしたの?』と会場からの声にあわてて、全員『はいっ』と大声で返事した。
高校生の1年生達は初めて目にする光景である。今年この島の高校に入学し新体操部に所属している土谷 華は新体操部新入生の土谷 澪の妹である。数日前に実家を出て。体育大学の寮に入寮した姉と久しぶりの再会である。大好きなお姉いちゃんがスケスケの水着を着さされ、太ももに嘘生理娘とマジックで書かれた姉の姿に言葉を失った。
高校生が『BBQできました。取りに来てください』を受けて2年生達が紙皿をもって料理を受け取りに行って、3年生、4年生に『どうぞ召し上がって下さい』と配膳をはじめた。
同時にジュースやアルコールも配られ、『かんぱーい』の号令とともに宴会がスタートした。司会の2年生が『それでは最初は各部対抗マッスル競争です』『各部2名ずつ背中を合わせて立ちなさい。』優子とめぐみ、七海と清美、・・各部の1年生達も広場中央でペアを組んだ。『最初に全滅した部には全員で罰をうけてもらいます。』『背中を合わせて腰を落としなさい。空気椅子よ!』『用意、スタート』の号令に合わせて全員空気椅子のポーズをとった。優子とめぐみは石山を別ルートで走らされた疲れから1分も経たないうちに太ももが震えだした。水泳部と卓球部の3年生が乗馬鞭を手に1年生達の太ももを叩き始めた。水泳部と卓球部の1年生には甘く、剣道部の1年生はきつく叩かれている。特に優子とめぐみは年齢から寮内でも有名人で、きつく叩かれ、筋肉の震えと鞭の痛みで悲壮な声を上げた。優子とめぐみがきつくしごかれているのを見て、津田睦と遠藤麗子は冷酷な笑みを浮かべた。剣道部3年生が乗馬鞭を手に他の部の子達を叩きに行こうとしたが、津田睦はそれを目で制した。
早々に七海と清美のペアが尻をついた。剣道部の1年生が集中的に叩かれたため、皆崩れ始めた、優子とめぐみも筋肉を引きつらせながら健闘したが剣道部全員崩れ落ちて一回戦終了となった。司会が『剣道部が罰ゲームね』『他の1年生は横で正座しなさい。』『剣道部はこっちにきなさい』優子は空気椅子が崩れる時に足首を捻挫したようで痛みを堪えながら集合した。今からどんな罰ゲームが始まるのか剣道部はもとより、他の部の1年生達も息を飲んだ。『今から体育大学名物”ドック競争”をしてもらいます。』『8人いるから”半抜け”ね』半抜けとは1レース目では上位4人が抜け。次のレースで2人が抜け、最後は2人でボットムを決めるレースである。『次に騎手を決めます』騎手は競馬のように背中に乗るわけではなく、乗馬鞭を持って、追い立てるだけである。
2年生が高校生に向かって『騎手になってくれる人いますかー』と言って何人かを選抜しはじめた。遠藤麗子が優子の高校時代の同級生あゆみ、志保、瞳を指さして『大切なゲストさんたちも参加させてあげて』と騎手に推薦した。瞳が『そんなの無理よ』と言ったが、遠藤麗子がスマホの写真を見せ『言う事聞かないとこの写真が出まわっちゃいますよ』と脅した。3人は従うしかなかった。
高校剣道部の久慈 鈴と太田桃子、その他高校1年生の土谷 華他15歳の2名を合わせて8名が選出された。
その中から優子の同級生の山内瞳が優子の騎手に、土谷 華が井上清美の騎手に他の子達もそれぞれ担当ドックが決められた。土谷華にとって清美は3歳も年上の女性である。ここで審判の2年生が『ボットムになった犬と騎手は罰を受けてもらいます』8人の選ばれた騎手たちは顔を見合わせたが会場からの拍手に押し切られた。
『全員一列に並びなさい。四つん這いよ』約30m先にゴールが設定された。『騎手の人達おもいきりお尻に鞭をいれてね。中途半端に叩くと、余計に遅くなるからね』鞭でおもいきり叩くとその恐怖から速力があがるらしい。『よーいスタート』8人は一斉にスタートした。
めぐみ、茉莉、友里、恵の4人が上位に入った。久慈鈴がかつての先輩である小澤亜子の顎を持ち上げ『先輩、しっかりしてくださいね。負けたらあたしまで罰ゲームなんて嫌ですよ』と立場逆転上から目線で言った。志保も優子を驚かそうとこんな田舎まで来たのに『困ったわ。頑張ってね。あたし罰ゲーム嫌だから気合入れていくわよ』ともと同級生の優子に気合をいれた。首輪をつけられた優子、七海、亜子、清美は息をと問え2レース目に備えた。騎手たちの目も真剣である。






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