投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

二人だけのヒミツの夏休み。
【ロリ 官能小説】

二人だけのヒミツの夏休み。の最初へ 二人だけのヒミツの夏休み。 0 二人だけのヒミツの夏休み。 2 二人だけのヒミツの夏休み。の最後へ

七海の相談-1

夏休みに入ったばかりの午後、七海の部屋で勉強を見ている一真。来春、私立中学のお受験のため春から一真が家庭教師をしていて、徐々に成績が向上してきている。

「よく頑張ったね、少し休憩しようか?」
「うん! 七海、麦茶とお菓子を持ってくるよ」
七海がパタパタと部屋を出てキッチンに行くとコップに氷を入れ冷たい麦茶を入れて持ってくる。テーブルの上にコップを置くとカランコロンと涼しげな音が鳴り響く。
「はいどうぞ」
「ありがとう!ゴクッゴク。いやぁ、よく冷えてるね」

オフショルダーのTシャツ。むき出しになった丸い小さな肩に目が行ってしまう。そして細い首筋からはいい匂いもする。汗ばんだうなじに鼻先を埋めたい衝動に襲われる。
(落ち着け俺……)
「一真先生?どうしたのボーっと七海を見てるけど」
「えっ!?あっごめん。何でもないよ」
少し頬を染めて一真を見上げる七海。今、家の中には二人っきりしかいない…。そんな状況がいつもと違う高揚感を一真にもたらしていた。
(今日ならいけるか?)

「あのさ、ちょっと相談があるんだけど……」
「何?勉強のことかな?」
「そうじゃなくて……」
モジモジしながらうつむく七海。言い出しにくいことなのか中々本題を切り出さない。
「遠慮しないで言ってみて。勉強に差し支えたら困るし」
七海の方にまっすぐに向き合い目をのぞき込む。すると七海は顔を上げて一真を見た。
「あのね……七海さぁもうすぐ中学生になるじゃない?それでその前にやっておきたいことがあるんだけど……」
「やりたいこと?何かな?」
「うん、それはね……」
恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてスカートのすそを両手でギュッと握っている。そして意を決したように口を開く。
「お姉ちゃんが彼氏さんとはどんなことしてるのか教えて欲しいの!」
「へぇ!?お姉ちゃんの彼と何をしてるのか知りたいの?」
思わず変な声が出てしまった。まさか七海からこんな話が出てくるとは思ってもみなかったからだ。

「お姉ちゃんは高校1年生だっけ? 彼氏は大学生だって言ってたよね?」
「そうだよ」
「やっぱり高校生になると大人の階段上っちゃったのかな?それともその前か後とか……」
「んーまあ、キスくらいはしてるんじゃないかな」
そういうことに興味のある年ごろなんだろうなとは思いつつも、話の展開に心臓の鼓動が激しくなってくる。

「そうなんだ!でもまだ早いと思うんだよねぇ。七海たち小学生だし」
「七海たちって・・・七海ちゃん付き合っている彼氏とかいるの??」
驚いて聞き返す一真。もしいると言われたらショックで立ち直れないかもしれない。
「いないよぉ。それに好きな人もいないし」
「ふぅ〜よかった。じゃあさ、どうしてお姉さんの彼氏が気になるの?」
ホッと胸を撫で下ろしながら優しく問いかける。

「う〜んとね、友達が言ってたんだけどね、『大人になったらエッチなことする』っていうのを聞いてびっくりしたの。あとね、エッチなことをするのには準備がいるんだよって言われてもっと驚いたの。だからね、早く大人になってエッチなことできるようにならないとダメだと思うの!」
「そんな話を友達としてるんだね。七海ちゃんもエッチなことに興味があるのかな?」
「もちろんだよ!七海も女の子なんだから興味あるよ!男の子はエッチなことしたいんでしょ?」
「そりゃあ、男だからね。みんなエッチなことを考えてるよ」
「ホント!?だったら七海たちもエッチなことをしてもおかしくないよね?」
「おかしくはないけど・・・興味本位でそういうことをするのは感心しないね。エッチなことって好き同士でするものだから」
そういさめながらも、早くも一真の股間には熱い血流が流れ込み始めてしまっている。

「大丈夫!七海は一真先生のこと好きだよ! だっていつも勉強見てくれるし優しいもん」
七海の告白ともとれる発言にドキッとする一真。その真意を測りかねながらも、
「そっかぁ、ありがとう。僕も七海ちゃんのことは可愛いと思ってるよ」
「えへへ。うれしいなぁ」
照れ笑いを浮かべる七海。

「七海ちゃんがしたいエッチなことって、どんなことかなぁ?」
七海の目をのぞき込みます。
「えっとね、最初は痛いって聞いたから、まずはキスからかなぁ。それから裸で抱き合うんだよね」
「詳しいんだね」
「ううん。クラスの女子たちが話してるのを聞いただけ」
七海がどこまで性的なことを理解しているかわからないが、友だち同士ではそういう話をしてある程度の知識を持っていることはわかる。

「キス・・・してみたいの?」
「えっ?いいの!?」
「七海ちゃんさえ良ければ僕は構わないよ」
「やったー!」
嬉しそうな七海を見て一真は思う。
(この子はきっとまだ何も知らないんだろうな)と。


二人だけのヒミツの夏休み。の最初へ 二人だけのヒミツの夏休み。 0 二人だけのヒミツの夏休み。 2 二人だけのヒミツの夏休み。の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前