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魅惑の家庭教師
【教師 官能小説】

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踏み出した心-1

夏になり半袖姿で授業に行くようになった由紀は、決して派手ではないシンプルなTシャツを選ぶことが多かった。
しかし、その服で胸が強調されたり、屈むと胸元が見えることは分かっていた。
清次が腕や胸をチラチラ見て、モジモジし始め、股間を見ると勃起しているのがすぐに分かり、トイレに向かう。そんな行動を見て
(清次君、いま凄い勃ってた…半袖着ただけであんなに反応するんだ…きっとオナニーしてるだろうな。)
そんなことを考え、自分の陰部が濡れるのも自覚した。

とても暑くなった7月の日、授業に向かう前に自宅で由紀は考えていた。
(今日は暑いし、これ着てみようかな。)
黒で大人の印象のノースリーブ、由紀の色白の腕がより映える服である。
この服も派手ではないが、過去に交際した何人かの男性から、「色白の腕が全部見えることや綺麗な腋が時々見えたりするのは、男性は性的に刺激される」ということを言われたことがあった。言われるまでは意識しなかったが、そのような男性の意見を何回も聞いたり、男性の目線に気付くと、由紀も意識するようになった。
(清次君も興奮してくれるのかな。)
由紀は少し期待した。

そして授業が始まった。ノースリーブ姿で現れた由紀を見て、清次が一気に赤面し、すぐに勃起したのが分かった。
(すごい…清次君、いつも以上にチラチラ見てる…)
由紀は髪を縛った時の清次の反応を見たくなり、
「今日って本当に暑かったよね。髪も伸びてきたから暑くって」
と言い、両腕を上げて髪を縛った。
清次の目は由紀の腋に釘付けとなっていた。由紀はそれに気付いていた。
清次はすぐにトイレへ行った。立ち上がった時に、ズボンの上から凄まじい勢いで勃起しているのがとてもよく分かった。
(ああ…嬉しい…興奮してくれたみたい。私、この反応を見るのが好きになってる。誰にも言えないけど、この感覚とても好き。)

その日の清次は授業中に3回もトイレに行った。それも駆け込むように。由紀はその反応に毎回興奮を覚えた。
帰宅後の由紀は乱れた。
(清次君、あんなに反応してくれて…隠せないくらいにズボンが膨らんでた…。ああ…興奮しちゃう。清次君、私の腕とか腋とか見て、トイレでしごいてくれたんだよね。3回もするなんて凄い性欲…。私でたくさん反応して欲しい…たくさんオナニーして…)
由紀は、清次がいきり立ったペニスをしごき、射精するところを想像して激しく自慰をした。
濡れに濡れた腟内に指を深く入れて動かし刺激して腰を動かした。(清次君、精液をいっぱい私にかけてっ…いいのよ、私で興奮して、私にたくさんかけてっ!)
清次が興奮して由紀に襲いかかり、硬くなったペニスを膣に入れて激しく腰を動かし、由紀の顔や体に射精しまくる場面を想像したその瞬間、由紀に絶頂が訪れた。
「いいいっっ!!いっっちゃうっっ!!」
ビクン!ビクン!ビクン!
凄まじい快感に見舞われ痙攣したような状態になった。
いけない想像と思いながら、自分の性癖を止めることなく行った自慰は興奮が強かった。
過去の交際相手とのセックスでは、由紀の胸がとても綺麗なので射精の時によく胸に精液を出されていた。男性としては出したくなる胸だ、ということをよく言われていた。これまで交際した男性は皆、由紀の胸によく射精していた。体の全てが綺麗だから色々な部位にかけたくなる、と言って顔や脚や尻や腋などに射精する者もいた。
相手の男性には言えなかったが、自分の体に精液をかけられる時、由紀は男性の強い性欲に支配された感じがして、とても興奮していた。
それもあって、自慰をする時はいつも、興奮した男性が自分の体に精液をかける場面を想像していた。
性欲が高まっている時は、3人から4人の複数の男性を相手にする場面も想像した。口や手でペニスを刺激し、入れ替わり立ち代わりで挿入され、次から次へと顔や胸に射精されるという卑猥な状況も想像していた。

清次のことを考えて激しい自慰をした夜、由紀はまた何かに背中を押された感じがしてこんなことを考え始めた。
(清次君、写真撮るの趣味って言ってたな。新しく買った服とかお気に入りの服、撮ってもらって残しておきたいな。)
頭の中でそう考えたが、心の深いところには清次を刺激したい部分があったに違いなかった。

一週間後、授業の休憩時間に由紀からこんな話をした。
「清次君て写真撮るのが趣味なんだよね。鉄道とか風景とかって言ってたけど、人も撮る?従兄弟の結婚式用に買った服とかお気に入りの服とかを着て、写真に残しておきたくて。今度うちで撮って欲しいんだけど。難しいかな?」
淡々と話したが、由紀は心の中で緊張しつつ、思い切って聞いた。
自分が一つの線を超えて動き始めたことを自覚した日となった。


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