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Hands
【エッセイ/詩 その他小説】

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Hands-1

雨はあたしを濡らしては
冷たく凍てつかせ そして消し去るの
雨の匂いを好むあたしと
雨が降る前の空を嫌うあなた
2人はいつから
離れ離れになった?
雨はあなたをさらっては
大きく揺るがしたて突いて そして消し去るの
雨の匂いを嫌うあなたと
雨が降る前の空を好むあたし
2人はいつから
曖昧な距離感になった?
何もいらない
ただあなたがいれば
それで良かった
他のモノには変えられない
あなただけは
変わらないでいて
あの日のままで 手を振って
元気だよと あたしに言って
あなたはいない
あたしを置いて
あなたの世界に連れてって
あたしの手を引き どこへでも
さよならの言葉は 涙に変わり 海になる
弱いのはあたし
支えがないと 立ってられない
何もいらない あなたがいれば
右手はいつも
あなたを 待ってるの。


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