投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

女子中学生 辱めの部室
【学園物 官能小説】

女子中学生 辱めの部室の最初へ 女子中学生 辱めの部室 2 女子中学生 辱めの部室 4 女子中学生 辱めの部室の最後へ

彼女の運命を狂わせたのはなにか-3

 今日の対戦相手は南豊中。隣町の学校だが、地区優勝常連の強豪校だ。練習試合を含めた過去何年かの対戦でも新東中はほとんど負けている。容易に勝てる相手ではないのは間違いない。だからこそ南豊打倒は浩介たちの目標の一つだった。
今年の南豊のエースである竹川翔は中学生にしてもうプロのスカウトが見に来ているという噂の剛腕であり、なおさら手強い。だが、これに勝たなくては地区大会の優勝はない。
 必ず勝つ。見事勝利して告白すれば、きっと相生さんは振り向いてくれる。浩介はそう信じていた。
 ポケットには、いつも持ち歩いている、みさきとの写真がしのばされ、お守り代わりだった。
 それを励みに、浩介は力投した。強打で鳴らす南豊の打線に、1点も許さない。
 竹川も絶好調で、試合は息詰まる投手戦になった。最終回まで0対0。
 だが最終回の表、疲れの見える竹川のストレートが甘く入った。それを見逃さず、勝利への執念とみさきへの思いを込めて、浩介の渾身の力を込めたバットが捉えた。
 快音とともに打球は大空高く上がり、フェンスを越えた。これが決勝点となった。その裏を最後の力を振り絞った全力投球で、三者凡退に抑えてゲームセット。
「やったぁ! 西永くんバンザーイ!!」
 観戦の女生徒たちも、歓喜に沸き立った。

 南豊中戦の劇的な勝利は、翌日の朝礼でも大々的に発表され、全校的なニュースになった。これで地区大会優勝だって見えてきた。前から学校のヒーローといっていい浩介だが、これでさらに男を上げたのは当然だ。
 もちろん、この報はみさきにも届いているはずだ。
 今こそ、決意を実行に移すときだ。

「ごめんなさい。私は、お付き合いするとか、そういう気持ちにはなれないんです」
 だが結果は、浩介にとって残念なものだった。白い頬を恥じらいに染め、遠慮がちに答えるみさきを前に、浩介は落胆の色を隠せなかった。
 もう別の男と付き合っているとか、他に好きな人がいるとか、そういう理由でないのはまだ救いだったが、彼女にその気がないことには変わりない。それが彼女の正直な気持ちであれば、仕方がない。
 それでも口説き続け、強い押しで迫る。浩介はそんなことは全くできない男だった。
 ずっと心の支え、励みであった相生さん―みさき、と呼べる日を夢見ていた―は、俺に振り向いてはくれなかった。こうして長いこと温めてきた彼の想いが、むなしく霧消していくのだった。

 残念だけど、彼女の気持ちが俺にないんじゃ、どうしようもない。
 ダメだ、引きずっちゃ。週末には次の試合もあるんだ……。

 浩介とてこれで何も手につかなくなるほどやわな男ではない。だが実らなかった初恋が、野球においても彼の調子を乱すことは避けられなかった。
 練習ではごまかしでも何とかやっていたが、試合本番でそれが如実に表れた。
 いつものように球が走らず、制球も乱れてストライクがなかなか入らない。そしてストライクを取ろうとしたところを痛打される。それを繰り返して、3回までに6失点。調子の悪さを見かねた監督から2年生の小沢武に交代を命じられ、ライトに回される始末。
 打席に立ってもボールがしっかり見えずに、三振にポップフライ。ことごとくチャンスを潰し、「浩介の前にランナーを」というこれまでの得点パターンを裏切った。
 最終回は二死満塁、「ホームランが出れば同点」という最後のチャンスだったが、打席に立った浩介はろくにバットを振れずに、見逃しの三振で試合終了。
 2-6で敗れ、浩介の中学生活最後の夏は、終わりを告げたのだった。

 チームメートたちも、応援に来た女の子たちも、落胆は大きかった。
「どうしちゃったの、今日の西永くん」
「前の試合とは、ぜんぜん別人みたい」
 南豊ほどの強敵だとは思われていなかった神川中。誰もが新東の勝利を予想していたのに、こんなところで負けるとは。今までの輝かしい活躍ゆえに浩介を責める声はほとんどなかったが、みなが首をかしげるのも無理はなかった。
 この敗戦は、もちろん翌日の学校でも方々で話題になっていた。
「ひょっとして…あれか?」
 そんな話をしていたある一団の中で、2年から続けて浩介と同じクラスの工藤信哉が口にした。彼は浩介がみさきを連れて、東校舎の物陰のほうに入っていくのを目撃していたのだ。

「あいつ、もともと相生のことが好きだったらしい」
「その、相生って誰だ?」
 そんなふうに訊く者もいるほど、みさきは目立たない存在だった。

「相生みさき。今はA組の子だよ。2年の時に転校してきた」
 それを聞いて、話の輪に加わっていたA組の牧田章也が反応する。
「相生? 言われてみれば確かに可愛いけど、あんな地味な子がタイプだったのか?」

 これを聞いて、次の休み時間に、章也は教室でみさきに直接尋ねてみた。
「なあ相生、ひょっとして浩介から何かあった?」
「え、ええ」
 みさきも否定しなかった。さらに訊かれたので、今の自分ではお付き合いするとか、そういう気持ちには正直なれないからお断りした、と包み隠さず答えた。
それが悪夢のプロローグだとは、このときの彼女には思いもよらぬことだった。


女子中学生 辱めの部室の最初へ 女子中学生 辱めの部室 2 女子中学生 辱めの部室 4 女子中学生 辱めの部室の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前