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人権のない女子高生
【鬼畜 官能小説】

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1-3

 何を言われたのか理解できず、いや、簡単な内容だ。理解出来ないのではない。したくないのだ。

「おい、返事ぐらいしろよ。聞こえたんだろ?」

 固まる私を見かねた男子が、椅子をガンガン蹴飛ばしてくる。ようやくフリーズから戻った私は、下衆なことを言ってくる男子を睨みつけることができた。

「嫌です。裸になんてなりません。」

 当たり前だ。こんなクラスのど真ん中で、誰が裸になんてになるものか。

「だってよ。どーする?」

「決まってんじゃん。俺、こいつのま◯こ見てぇし。」

 危険を感じた、その瞬間のことだった。椅子を後ろに引かれ、たまらず床に尻餅を付く。驚きと臀部の痛みに目を瞑ると、今度は後ろから肩を掴まれ、思い切り後ろに倒された。
 そして掴まれた肩はそのまま床に押し付けられ、私を囲んでいた男子の一人が、その両膝を肩の上に下ろしてきたのだ。

「や、ちょ、やめて!」

 びくともしない。そりゃそうだ。男子一人の体重を、上半身の力だけで押し返せるわけがない。頭のすぐ上にある股間に、せめて頭突きできれば、とあがくが届くはずもなく。
 しかしその時、私はもっと下半身に意識を向けるべきだった。
 暴れたためにスカートはまくれ、その下に履いている下着が、クラスの男子の前に晒されていたのだ。
 そのことに気付いた時にはもうすでに手遅れだった。腰を浮かしたり、脚をバタつかせたりして何とか隠そうと試みるも、どうしようもなく、むしろ状況は悪化していった。

「おい、みんな、机どかしてスペース作れ。これからこのクラスの親睦会だ。」

 周りは動かない。当然だ。こんなの、こんな卑劣で破廉恥なこと、到底許されることじゃない。

「見たくないのかよ、こいつの裸。おっぱいもま◯こも、生で見れるんだぞ。当然モザイクもない無修正なんだぜ。」

 顔を見合わせる男子たち。早く、早く止めて欲しい、こんな下衆な行為。

「言っとくけど、その辺の女子にやったら犯罪でも、こいつなら犯罪にならないんだぞ?裸に剥いて、ま◯こ見ても、おっぱい触っても、写真撮ったって、なんも犯罪にならないんだぞ?」

 一人の男子が動いた。ようやく止めてもらえる。助かった、と思った私は、それをあっさりと裏切られた。
 その男子は近くの机を動かし始めたのだ。

「な、なに……してるの?」

 また一人、また一人と机を動かして、とうとう私の周りから机と椅子がなくなった。その代わり、周りには男子が集まってきた。群がってきてしまった。

「や、やだ……やめてよ、助けて……。」

 視線を二人の女子に向ける。しかし、二人の顔にあるのは笑顔。笑ってるのだ、私を見て。

 誰かにスカートを掴まれた、その次の瞬間には、私の腰からスカートがなくなっていた。脱がされたのだ。

「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ガタン、と音がした。視線を向ければ、一人の男子が教室のドアが閉めて鍵をかけていた。
 たとえこの拘束を抜け出したとしても、教室から逃げることが出来なくなったようだ。絶望感が私の心を染めていく。

 尚も暴れようとする私に、男子が一人馬乗りになってきた。腹の上に勢いよく乗られ、一瞬息が詰まる。
 ブレザーは肩を押さえられている関係で脱がされることはない。しかし、その下のシャツは無防備に晒されている。今度はそのシャツに、ボタンに手が伸びてきた。
 馬乗りの男子を蹴飛ばそうと脚を動かせば、その脚を誰かに掴まれた。左右から一人ずつ。当然だが、びくともしない。
 一つずつ外されるボタン。その下のキャミが露わになっていくその様を、みじろぎ一つできない私は、ただただ見ているしか出来なかった。

 ボタンが全て外され、乱暴に掴まれたシャツは、左右にバッと広げられた。次に掴まれたのはキャミ。そしてそれも、一気に上へとまくられた。
 晒されるのは身につけているブラ。男子の口から、おぉー、などと声が聞こえてくる。

 恥ずかしい。見られた。これまでにも、知らない誰かには見られていたことを思えば、初めてのことではないはずだ。しかし、それはカメラを通してのこと。こんな直接、男子の視線に晒されるのは初めてで、強い羞恥心を覚える。

 馬乗りになっていた男子がようやく離れてくれた。しかし、馬乗りになっていた男子が視界から消えたことで、信じられない光景が私の視界に飛び込んできた。
 先程左右から掴まれた脚。男子一人ずつに左右の脚を掴まれ、そして大きく開脚させられていたのだ。

「い、いやぁぁ!見ないで、見ないでよ!!」

 脚の方から見る私。一体どんな風に見えるのだろう。

「うっわ、エロ……。」

「なんか汚れが表に浮き出てね?女の子のパンツって、もっと綺麗なもんだと思ってた。」

「あれ、陰毛だよな。まん毛っていうんだっけ。なんかパンツの横からはみ出てるし。」

 書きたくない。耳を塞ぎたくなるような会話が聞こえる。しかし、そんな些細な抵抗も私には許されていない。

 カシャ、カシャシャシャ。

 スマホのシャッター音が辺りに響き渡る。見れば、何人かの男子が私を、私の下着姿をカメラに収めていた。さまざまな角度から、次々と撮られていく。
 真上から、真横から、足元から頭に向けて、ブラやショーツの接写。

「やめて!撮らないで!!」

 唯一の抵抗は声だけ。それも抵抗らしい抵抗になっていない。
 最低、最悪。こんなのリアルじゃない、夢だ。夢に違いない。そう思っても覚めてくれない。現実なのだ。シャッター音がそれを思い知らせてくる。
 今、私は、下着姿を、クラスメートに撮られている。そんな現実離れした現実を、私は受け止めきれずにいた。


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