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友達の母親は未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての佳織の寝室、絶頂-1

「あれ?岳?寝ちゃったのか?」

三月になったばかりの、金曜日の夜。

仕事終わりに岳の部屋へ集合して、悠斗たちはコメディ系ゾンビ映画を酒を飲みながら見ていた。

仕事で疲れていたのか、岳は布団もかけないままベッドで眠ってしまっている。

「風邪引くぞ」

悠斗は岳の体に布団をかけてやると、空いたビールの缶を持って、リビングへと向かう。

消していたはずの部屋の電気、テレビの電源が付いていて、夜のニュース番組が流れていた。

残業で遅くなると言っていた、佳織がいつの間にか帰ってきていたのだろう。映画に夢中で悠斗は気づかなかった。

缶の中身を軽くキッチンでゆすいで、潰して缶を捨てる場所へ放った。
子供の頃から幾度も来ており、悠斗は本間家の基本的なものの配置は記憶しているつもりだ。

キィ、と引き戸が開く音が悠斗の耳に聞こえる。

「おばさん?お帰りなさい。お邪魔してます。帰ってきてたの気づかなかった」

振り返ると、スーツ姿の佳織が立っている。自室に荷物やコートなどを置きに行っていたのだろう。

「缶、洗ってくれてたの?ありがとう」

「岳、気づいたら寝ちゃってて」

「そうなの。あの子、疲れてるのかな。あたしも今日は疲れちゃった」

「ビール、買ってきたのまだ余ってるよ。飲む?俺もまだ飲みたいし。一緒に飲もうよ」

「わ、嬉しい」

佳織がソファーに座ると、グラスをふたつと、ビールのロング缶を持って悠斗は佳織の左隣に座る。

「たくさん飲むつもりで、シャワーも浴びてきたのに岳寝ちゃうからさ〜」

ふたつのグラスにビールを注ぎ、「お疲れ様」と悠斗が声をかけると、佳織がにこりと笑って、悠斗のグラスにカチンとグラスを当てる。

ひとくち冷たいビールを飲むと、「美味しい…」と呟いて、佳織はグラスを置いて、ニュース番組が流れるテレビへと目を移す。

悠斗は、岳の母親であるゆえに今まで気づかなかったが、佳織はかなり美人の部類に入るのだと思った。

切れ長の目、綺麗な鼻筋。
年齢ゆえのフェイスラインのたるみはあるものの、むしろそれが美しさを際立たせているのかもしれない、横顔など絵画のようだ。

スーツの上からもわかる、若い女性とは異なる、太っているとは言えないのに肉づきのいい身体。

タイトなスカート越しの、むっちりとした臀部。

そこから伸びる、黒いストッキングに包まれた細い脚。

先日見た水島香苗のアダルトビデオを思い返す。

『いやらしい痴女上司のいるオフィス』は、仕事ができない部下役の男優に性的な挑発をしかけ、「仕事が出来ないなら他のところでフォローして」とセックスをするというものだった。

ーーふふ。ここは…いい仕事するじゃない…。
ーーだ、だってっ先輩にそんなことされたらっ…。

「ーー悠斗くん?」

そんな回想をしていると、佳織に声をかけられた。

「えっ?」


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