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咆哮
【SF 官能小説】

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自然派-1

7月2日
本日も猛暑日を更新
蒸し暑い中、ジリジリと蝉の声、スマートフォンの目覚ましのアラームで目が覚める
顔を洗意識、歯を磨きそのままスーツに着替える
朝食は食べない派

マンションから徒歩10分ほどで駅に着く
いつもの風景
数年前の疫病によって満員電車解消かと思われたが何も変わらず
ある程度の人々はリモートオンリーで仕事をしていると聞くが、、

朝からスマートフォンでニュースのチェック
3社分を有料契約している
職場までは30分ほど
その間にめぼしいニュースを読み漁る

そんな感じで希の1日が始まる

朝から上司と打ち合わせだ
上司の楓は社内でもかなり優秀で、若くして幾つかの大規模プロジェクトをこなしてきたエースである
見た目も170センチはある長身で、鼻筋の通った堀の深い顔立ちだ
男子社員からも憧れの的だが、仕事一筋であり男の気配はない、、
因みに趣味は登山
自然派を名乗るだけあり一人で山へ登り、野営もしているそうだ

PM12時
「希ちゃん、お昼にしていいわよー」
上司から昼休みの許可を得る
上司が仕事をしている中申し訳ないが、一足先にランチとした
ランチは近所のハンバーガーショップ
10分前にはオフィスへ戻るつもりだ

ランチを済ませオフィスに戻る
普段女子社員たちの雑談が響き渡る部屋から音が一切聞こえてこない
おや、避難訓練でもしているのか?

PM13:30
昼休み終了から30分経つが誰も帰ってこない
これはおかしい
一体みんな何処へ行ったのか?
これは夢なのか?
楓や同僚に電話をするも通じない
兎に角ビル内を探してみる事にした

まずトイレに行ってみる
ぬちゃりっ、、
壁に触れた瞬間
何か糊の様なものを触ってしまった
臭いを嗅いでみると何というか、ワキガの様な香りがする
何なんだこれは、、
急いで手を洗うが中々粘りが落ちない
そんな中

ぬっぷりっ、ぬっぷり
という粘液の中で何かが掻き回る様な音が個室から響く
何、、?
恐る恐る扉に耳を近付ける

ぬちゃり、ぬぷり
ぬちゃり、ぬぷり
ぬちゃり、ぬちゃり、、ぬちゃヌチャッ
音が激しくなる

もしかして、嫌な想像が脳裏をかすめた
この音って誰かハメてるんじゃない、、、

明らかにペニスが膣の中で踊るあの音に似ていた
いやそうとしか考えられない
神聖なオフィスてあり得ない行為である
上司に知らせるべきか、、
いやここは自分で、、

トントン
希は勇気を出して扉を叩いた
返事はない

トントン
再度
すみません、入られてますか?
反応がないため声をかける

ガチャッ
ギィィーッ
扉がゆっくりと開かれる

そこにはあり得ない
いや信じられない景色が広がっていた

何と、裸の楓と見知らぬ男が交わっている
なんというか、2人とも必死て快楽の中にいる
便器の上で大股を開く楓に、筋肉質の20代後半ほどの男性が顔をシワクチャにしながら必死で腰を振っている、
楓も見たことのない笑顔で男性の腰から繰り出される砲撃を受け止めていた

突然、楓の目がカッと見開く
「アーーーッ、アーーーッ」
「ヒィーッ、ギボヂィーー」
楓の膣はポンプの様に男性のペニスわわ吸い込む
まるで膣が楓の本体かの様に、、

男性も野獣の様な雄叫びを上げながら、ショットガンの様なピストンを楓の膣に撃ち込み続ける
パッチーン、パッチーンと2人の皮膚がぶつかり合う音が無音のトイレに響き渡る

美しい楓が、男に犯されながら、恍惚の表情を浮かべる
男が叫びながら便座が壊れる勢いで腰を振り始める
「あら希っ、見てなさい」
「これができる女の姿よ❤️」
「究極の自然体、自然体であることは野生であること」
「つまりDNAに従うことなのよ」
「見てて、私たちがこの世に存在する意味がこれなのよ、これが生物に与えられた責務なのよーー」

すぐさま男の腰の動きが止まる
どうやら射精に達したらしい

「強い雄、強い雄でなければ責務は果たせない」
楓はそう語ると立ち上がり個室を飛び出した

男性は床に倒れこんでいた
黒光した20センチはあろうかというペニスの先からは、白濁した種汁がポタポタと垂れ落ちていた
恐らく殆どは楓の体内に打ち込まれたに違いない
その楓は裸でトイレから飛び出していった
トイレの廊下には楓のものであろう粘液でできた裸足の足型が怪しい光を放っていた

楓を追いかけてトイレを出た





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