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8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜
【ロリ 官能小説】

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4日目-1

何かが…触ってる…
顔に…唇に…
柔らかい…
えっ?

「あ、やっと起きた」
ももちゃんが、僕の顔を覗きこんでいた。
「もう…お兄ちゃん、何回キスしても起きないんだから」
キスで起きるって…僕は白雪姫か?
ももちゃんのキスは、うれしいけど。

「ほら、シャワー浴びてきて。シーツ洗濯するから」
ももちゃんは、僕を追いたてた。

自分を見ると、裸のままだ。シーツには、ゆうべの染みがついている。
昨夜は夢中だったが、朝になって見ると、けっこう恥ずかしい状態だ。

部屋にはすでに、いくつもの洗濯物が、ぶら下がっていた。

「ももちゃん、今日、何時に起きたの?」
「4時だよ」
「えっ?早すぎない?」
「だって、今日から旅行だよ!楽しみで寝てられないよ!」
そういえば、僕も子供の頃は、遠足の前などワクワクして寝付けなかったが。

でもこれは、ただの遠足じゃない。
今夜ももちゃんは、女の子の大切なものを失うのだ。
彼女は、どこまでわかっているのか…

僕がシャワーを浴びた後。
「お兄ちゃん、これどう?」
着替えを済ませたももちゃんは、僕に披露した。
ボーダー柄のタンクトップと、デニムのショートパンツ。
ピンクのキャップを被り、髪はポニーテールにして、キャップの後ろからピョコンと出ていた。

夏らしい、軽やかなファッションだ。小さくてもスラリと伸びた、健康的な手足が眩しい。
「いいね!すごく可愛いよ!」
「ありがと!お兄ちゃんも早く着替えて」


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