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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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第0章 旅の始まり-3

「私はネットの中に存在する者じゃ。オマエがパソコンに向かってる時の顔をいつも見ているし、何をパソコンで調べようとしているのかも全て知っている。オマエのように過去に戻りたいと言う者はたくさんいる。人は色んな後悔を経験してきてるからな。その中でもオマエの後悔はエロい事ばかりだ。こんなエロい事ばかりの人間は珍しい。」
「お、大きなお世話だ!!」
「まぁ怒るな。しかもエロい後悔をやり直せれば幸せな人生になったかも知れないと、アホな事を考えておる。こんな浅はかな人間は珍しい。」
「うるせー!放っとけ!」
「だから怒るなって。だが、私は興味が湧いたんだよ。エロい後悔を正せば人は本当に幸せになれるのかなと。今、さほど不幸せでもない人間がエロいことに特化し、これほどまでに後悔する人間はホント貴重だ。だからそのチャンスを与えてやろうと言う気になったんじゃよ。」
感心されているような、馬鹿にされているような、複雑な気持ちになる修だが、どっちにしろ恥ずかしい。
「テメー、偉そうに!一体誰なんだよ!神様か!?」
「君にとっては神だな。何故なら君の願望を叶えてやれるんだから。」
「あ!?俺を過去に戻せるってか!?」
「もちろん。ただし、もう二度と今の世界には戻れない。やり直して幸せになろうが不幸せになろうが、じゃだ。君は今の世界から完全に消える。私はオマエがどんな幸せを掴むのか最後まで見届けよう。オマエが過去に戻り、年齢を重ねて今の歳になった時、再び会いに来るよ。そこでオマエが幸せになった気分を教えてくれ。ま、オマエに今の生活を捨てる覚悟があればの話だが、ね。」
軽く馬鹿にした言い方に、修は意地になる。
「エロい幸せ、たっぷりと見せてやろうじゃないか!行ってやるよ!過去に行ってやる!」
そう言い放った。
「フフフ、じゃあよかろう。いつから人生やり直したい??小6の時の幼馴染の黒部愛子ちゃんの時からかな?」
「わ、分かってんじゃねーかよ!」
「フフフ、了解した。ではキーボードに1990年8月10日と打ち込みなさい。

「分かったぜ!」
修はそう打ち込んだ。半分嘘だ、あり得ないと言う気持ちを抱きながら。
「打ち込んだぞ!」
ドヤ顔で教祖の顔を見てやろうとパソコンの画面を見ると、教祖の顔が渦巻きに変形していき、そしてパソコン画面全体が渦巻き、まるで強力な竜巻に吸い込まれるかのような風が巻き起こる。
「うわっ!」
机に捕まるが物凄い吸引力だ。体が持っていかれる。
「うわぁぁ!!」
修は悲鳴共々、パソコン画面の中に吸い込まれて行ったのであった。渦に巻き込まれている途中、ではまたそのうちな、と言う教祖の声が聞こえたような気がした。

修の後悔をやり直す、最高の幸せな人生創造の旅がはじまったのであった。


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