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黒島沙和 もう一つの記憶
【アイドル/芸能人 官能小説】

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初夜 その2-1

両方の乳首が立派にしこったのをかんじて、松井は乳首から離れゆっくりと降りてゆこうとしていた。乳首の周りの乳輪に舌を這わせ円を描きながら乳房をなめ上げていく。掌で寄せてはすそ野から山頂まで駆け上り乳首をひとなめして下山、その繰り返しが何度も何度もつづいた。
沙和の頭の中は白い靄に包まれ、快感以外の感触は一切存在しなかった。
水滴が窓ガラスをすべるように、松井の唇が下がってくる。
お臍まで来たトコロで、寝返りを打たされた。
スカートのホックを外し脱がしてゆく。
沙和は、無意識のうちに腰を浮かして手伝っていた。
続いて真っ白なパンティも脱がしてゆく。高校生らしい無地のパンティだ。この時も沙和のアシストがあった。
一糸まとわぬ沙和を、松井は愛おしげに見つめた。
「きれいだよ」
沙和は、首を横に振り、目をつむった。。
松井は、ゆっくり沙和に覆いかぶさり、愛撫を再開した。
お臍を通り過ぎると、ゆっくりじらしながら終着駅に向かって行き来する。
とうとうその時がやってきた.
細くやわらかい茂みが、松井の鼻をくすぐる。軽く息を吹きかけ、ゆっくり核心に近づいてゆく。
割れ目の先端にたどり着いた。
唾で濡れたた舌で念入りに湿り気を与えながら、割れ目に沿ってなめおろす。
初めての感覚に沙和は身震いした。
指を添えくつろぐと、何層にも連なっってわずかに湿り気のあるピンク色のビラビラの中に控えめに小さな蕾があった。
周りにかぶっている皮をゆっくりめくり中にある真珠のような小さな粒が顔をがしていた。皮をめくるようを舌でなぞる。唇を尖らせチュウっと吸い出す。
生まれて初めて外気に触れた蕾は自分の分泌した愛液と松井の唾に濡れテラテラ輝いていた。舌に先で少し充血した蕾のせんたんをつつく。舌の腹を使って押しつぶすように転がす。唇で覆った歯で甘噛みをする。
沙和の頭にスパークが走った。生まれて初めて触れられたのである。
松井は容赦なく舌を繰り出す。唇で強く噛んだと思うと、奥歯を使って優しく甘噛みをする。
ジンジンして、もう何もわからなくなった沙和は、ただ、首を振るばかりだ。
一通り蕾の相手をした後、唾を継ぎ足して、おおきくなめあげた。
なんとも言われぬ感情が沙和を支配した。
人差し指と中指を使ってまだ少し硬めの割れ目をくつろぐ、幾重にも重なってビラビラを細めた舌でなぞり、深みに向かって進んでくる。ぬめぬめした湿地帯の奥に小さなくぼみがあった。舌を細めて捻じ込むように進めてくる。
まだ、何物にも触れられたことのない秘密の花園は、じっと松井の舌を待ちわびていた。
「だめ」心と反対の言葉が頭をよぎる。
その言葉にお構いもせず、ゆっくり舌は進んでゆく。湿り気を帯びた湿地帯はわずかに波打ちながら彼の舌を待っていた。
襞襞を泳ぐように舌は進んでゆく。薄ピンク色に輝く波打ち際はとても美しかった。
奥の窪みまで来たところで舌を細める。ゆっくり押し込んでゆくと、沈み来込むように受け入れてくれた。
割れ目の壁をこそげるように、ゆっくりと出し入れしてゆく。
時折唇で挟みながらスライドさせる。狙いをつけ細く丸めた非情の舌が、容赦なく沙和の一番深いところを目指して降りてくる。
沙和は思わず体を硬直させた。
途中まで入ったかと思った所で少し引き返す。また進む、引き返す。
ぬらぬらとした壁をざらざらの舌が這いずり回っていく。
沙和の目の前はチカチカが止まらない。
何度目かの侵入で、突然深く入ってきた。無遠慮な舌は僅かな抵抗を受けながら、沙和の無意識の扉をゆっくり開けようとしていた。
舌先を器用に曲げながら、捻りまで加えてきた。
「ああぁ」
沙和は、我慢ができなくなって抑えていた声を漏らした。
松井は舌をゆっくり抜いた。外に出ようとしている舌を引き止めるかのように壁の凸凹が絡みついてくる。「行っちゃいや」とでも言っているように。
名残惜しそうに震える膣壁を振り切りいったん舌を抜いて、まだ閉じ切っていない隙間に、もう一度キスをした。唾を充填して泉に垂らす。隙間に流れ込んでゆく。まるで静かに波打つ湖のような場所を舌先で散歩する。時折泉から湧いてくる愛液をおいしそうにすする。じゅるじゅるッという音がとても恥ずかしかった。
唇を離すと、中指をぺろりとなめ上げ、ヒクヒクしている隙間に、あてがい捻じ込んでいった。
沙和は、もうたまらなかった。何が何だか分からなくなった。体のあちこちで、火花がはじけていた。
第一関節まで入ると指先をまげて、入口の淵をなぞる。押し込んでは引きまたなぞる。その間沙和の入り口は、離すものかと締め付けてくる。
松井は奥まで捻じ込んだ中指の先で膣の壁をなぞっていった。そして引っ掻くように指を抜く。細かく揺らしながら。すると沙和の壁もそれに答えるかのように、収縮し始めた。ぬめぬめの壁の凹凸がまるで生きているかのように動いていた。それは電動マッサージ機のように松井の指絡みついてくる。
そんな繰り返しが続いた後。ゆっくり指を抜いた。
そして今度は、中指と薬指をなめ、再び隙間に侵入させてくる。
奥まで侵入した指をゆっくり出し入れする。二つの指を開いてみたり時には捩じってみたりする。
沙和は、絶えず声を出し続けていた。さえずり続ける小鳥のように。
すると、さっきまで乾いていた隙間にとろっと湿り気が訪れた。
それを合図に、子宮の奥からとめどなく愛液が溢れ出した。
松井はこの時とばかり、指を引き抜き、ズボンをパンツもろとも脱ぎ捨て、沙和に覆いかぶさっていった。




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