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プライド母
【熟女/人妻 官能小説】

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プライドの高い母-2

入学して初めての中間テストで俺と真悠ちゃんは殆ど同点の成績を収めた。

父親譲りの秀才肌で勉強のコツが良く分かっている真悠ちゃんと違って

俺は完全に努力型だったので目の下にクマが出来るほど頑張ってやっとの互角である。

それでもうちの母ちゃんである発田史子は大喜びしていた。

小数点まで計算するとほんの少しだけ俺の方が点数が高かったため

完全に勝利に酔いしれ浮かれていたのである。

気位が高く普段は滅多に表情を緩ませないのだけど

この日だけは小躍りしながら満面の笑顔で喜んでくれた。

小柄だけど大きなバストと豊かで張りのあるヒップをもつ母ちゃんは

笑顔でいれば女性としてとっても魅力に溢れていると思う。

ダテにミスコンに出場してるわけではなく実年齢より大分若く見える。

(あれで勝ち気でプライドの高い性格じゃなければ自慢の母ちゃんなのになあ・・)

夕飯に俺の好物を作るため買い物袋をぶら下げて出かける母ちゃんをみてそう思った。


ところが買い物から帰った母ちゃんの表情は先ほどとは打って変わっていた。

「甲一郎!早く食べて勉強しなさい!」

一瞬イラッとしたが本当にすげえ機嫌が悪そうだったので

せっかくの霜降り肉をろくに味わえず箸でかき込んで自室に向かう。

勉強する気にもなれずベッドに寝っ転がると真悠ちゃんからメッセージがきた。


「ごめんね。お母さん大丈夫だった?さっきうちのお父さんと甲ちゃんのお母さん

家の前で口論になってて・・何か私たちの成績で賭けをしたみたいなんだけど」


「あー、うちの母ちゃんの事なら気にすんなよ」

「あのね、それでうちのお父さんも私に家庭教師つけるって」

「はは、真悠お疲れ〜頑張れよ」

「もう、甲ちゃん。うちのお父さんがあんなに張り切るなんて

絶対何か企んでるんだってば!」


どこの親も似たり寄ったりなんだなと半ば呆れた気持ちになったが

あの隆志さんが俺の母ちゃんなんかとどんな賭けをしたのかは多少気になった。

まあ、どっちみち大した事じゃないし勝とうが負けようが知ったことかと

真悠ちゃんに返信もせずちょっとだけ不貞腐れたまま眠りにつくのだった。



夢の中で母ちゃんが裸になって小躍りしていた。

その顔はいつものしかめっ面じゃなく今日見た満面の笑顔で

白い肌や張りのあるお尻、揺れる大きな胸と相まって女性としてとても美しかった。

その後ろから誰かが現れ、母ちゃんに覆い被さった。

よく見ると重なっているのは父ちゃんではなく隣りの隆志さんだった。

ゆっくりと一つの塊と化していく二人の身体を見ながら

俺は生まれて初めて臍の下の方がムズムズするのを感じた。


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