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母カルト
【熟女/人妻 官能小説】

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代償3-1

【代償3】

私の体の変化に最初に気付いたのは譲司でした。

「なぁ美穂。お前、最近胸大きくなってないか?」

その日も譲司の部屋のベッドの上で一回戦を終え二回戦に向けて休憩を取っていた私は

譲司に腕枕をされながらバストを愛撫されていました。

私の大きめのバストを形が変わるほど揉みしだいては

コリコリになった薄茶色の突起を指で弄り、

時おり顔を近付けて私の肌の匂いを嗅ぎながら

譲司は私のバストの変化を指摘します。

(・・確かに)

譲司と関係を続けてしばらく経ちますが、最近になってバストが前より膨らんできた気がします。

「き、気のせいでしょう?私ほら元々大きい方だし特に生理前は・・」

そういえば今月はまだ月の物がきていない事に気が付きました。

(まさかね・・)

確かにいつも譲司は遠慮も無く私の膣内に種付け液を出していましたけど

私も一番の危険日とその周辺日は頑なに会うのを拒んでいたため

膣内射精されたのは全て安全日だった筈です。

息子を作るときだって危険日に膣内射精して何度目かでやっとデキたのです。

経験上そう簡単に妊娠なんてするわけないでしょうし

そもそもこれだけ早く体に変化が現れる筈はないと思いました。

(やっぱり次からちゃんとピルを飲むべきよね。)

安全日でも妊娠の可能性はあるという当たり前の事を知らない訳はありませんけど

毎回その気がないのに関係を結ばされているという現実を受け入れる事になる気がして

自分から対策する事に抵抗感を感じていたのだと思います。

もしかしたら・・段々と譲司の身体に慣れていく自分を否定したかったのかも知れません。

ふと何かに気が付いたような表情をした譲司は、その蛇の様な目を細めて

口の端を耳にかかるぐらいに吊り上げたにやけ顔になりました。そして

「今日はこれぐらいにしよう」

そう言うと腕枕をやめてベッドから立ち上がり浴室へと去っていきました。

「あ・・」

(何、この感情・・)

私から離れて行く譲司の後ろ姿を見て何だか切ない気持ちになっている自分に気が付きました。

(今まで嫌々と関係を結ばされていた筈が、いつしか私も二回戦を期待する程になったのかしら?)

そう半ば自分に呆れ気味になりながら下着を着け直してると

ついさっき譲司が出した白濁液が私の股間から太もも辺りまで垂れてきました。

「・・・白くて濃そうよね」

奥さんの居ない30前半の成熟した男性が造り出した繁殖素材の詰まった濃厚な体液。

今この瞬間にも私の胎内で赤ちゃんの種達が私をママにする為に

子宮の隅々まで泳ぎ回っているのかと思うと背筋に冷たいものが流れ落ちる気がする反面

当初譲司から感じていた不気味さや一種の嫌悪感が薄れている事にも気が付きました。

事実、最近では譲司との行為で気を遣る事も多くなり

二人同時に絶頂を迎える場面も多くなってきたのです。

私の体は譲司の身体に本質的な意味で馴染み始めたのかも知れません。

まるで雌雄の動物が番いを成すかのように。


帰り道、ドラッグストアーへ寄った私は万が一の為に

そう・・あまり考えたくはないけれど確認の為に検査薬を購入しました。

さっきの譲司のにやけ顔が、何かを確信したかのようなあの表情が

頭から離れず気になっていたからです。

「・・・・」

そして夫より一回り大きいサイズのコンドームの箱を手に取りレジへと向かったのです。


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