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寝取られ妻 いく
【熟女/人妻 官能小説】

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優子という女-1

 鬼塚は川に来ていた、この時期はアユの友釣りが最盛期を迎える。
すでに8匹は釣り川縁で腰かけて休んでいた時だった、携帯に優子からの電話に出た。
「モシモシ」
「私だけど重さん、この頃顔見世ないのね、寂しいわ」
「・・・・」
「義母さんの喪も開けたから気兼ねしないで来てね」
優子は未亡人である、鬼塚の同級生の妻であるが、5年前夫は他界し48歳から義母の面倒をみていたがその義母も80歳で他界した。
 未亡人になった優子を影で見守り何かと世話をする中3年ほど前から肉体関係を持つようになった。
「ああそのうちに行くよ」
「あっ、そうそう重さんの隣に女が入ったんだってね」
「そうだよ」
「どんな人?」
「感じのいい人だよ」
「そうなの・・・浮気しないでね」
優子は少し寂し気な声で囁いた。
「心配ならお前、今日俺のところに来るか隣の下条さんを呼んでいるんだ?」
鬼塚がいくと交流を持つようになると優子の事は次第に遠のいていくのがわかっていが
しかし鬼塚はだからと言って人との係りを絶つ男ではなかった。
鬼塚が釣りを終えて帰ったのが2時頃であった。
いくは洗濯を取り込んでいた。
「いくさん、今日はアユ食べて」
「えっ、それみんな釣ったの?」
アユを入れる缶には真っ黒に泳ぐアユが見えた。
「そうだ、俺の囲炉裏で焼こうや、炭火の方がいいからな」
「うれしいわ、是非私もお手伝いするわ」
いくは鬼塚の誘いを待っていたかのようにはしゃいでいた。

 まだ6時でも外は明るかった。
手際よくアユを串に差し囲炉裏の炭を囲んで串を立てた、赤く燃える炭火は塩をまぶしたアユをじっくりと焼いてゆく。
 「凄くいい香り、鬼塚さんは贅沢な食事されてるんですね」
「自然の恵みをいただいてるだけですよ」
「お酒持ってきたから呑んでね、これなんか年代物のよ」
いくはワインを3本ほど取り出した。
「あなたこそ贅沢ですよ、こんなワイン手に入らないから」
「開けましょうか」
いくは慣れた手つきでワインの栓を抜いた。
鬼塚は急いで戸棚からコップを取り出した。
「さあ乾杯しましょ」
その時だった、家の前に車が止まるとすぐ玄関で女性の声がした。
「こんばんわ」
「優子か、入れ」
黒のタンクトップ姿の優子が入ってきた。
「お客さん?」
「ああ、同級生の奥さんで優子というんですよ」
「初めまして優子です」
お互いが鬼塚と今夜は二人だけだと思っていただけに気落ちした表情がうかがえた。

囲炉裏を囲んで三人はグラスを交わした。
「美味しいですね、アユ頭から頂くんでしょ」
「そうですけど無理しないでください」
優子が言葉を返した。
優子はいくより若いだけあって胸の膨らみも豊かだった。
ワインが入るといくの頬は、ほんのりと赤くなっていた。
「いくさん、田舎の暮らしはどうなんですか、私は夫に付いてここに来たんですけど、暫くはホームシックになりました」
「優子は旦那が亡くなったんだ俺が時々世話をしてきた間柄なんだ・・」
「そうですか、お気の毒でしたね」
いくは優子に言葉を掛けた。
「私はもう慣れました、重さんがいてはるから助かります」
鬼塚を頼もしそうに見つめる優子はただの関係ではないと女の感で思った。

 時計が9時を回っても優子は帰ろうとしない。
「鬼塚さん、今日はごちそうさまでした、私先に失礼します」
いくはそう言って家を出たが気持ちは落ち着かなかった。
優子はここに泊まるのだろうか・・・
家に帰ってもモヤモヤした気分はぬぐえないでいた。

 
「いくさんって幾つなの?小柄で色も白くなかなかの美人ね」
優子は鬼塚にそう言うとグラスのワインを飲み干した。
「そうなんだ・・イイ女だろ」
「重さん浮気はダメよ、私がいるんだから、相手は亭主いるんでしょ」
「そうだ、暫くはここで一人暮らしするそうだけど」
「じゃあ安心だわ、今夜してね、義母さんの面倒もう見なくていいんだか安心だわ」
もう数か月肉体の関係は途絶えていたせいか優子は鬼塚に迫った。
「分かったよ、風呂で汗流してきな」
「重さんも後から来てね」
優子は用意して来た下着と浴衣を持って風呂場に向かった。
薄暗い風呂場に入ると優子汚れた衣服を脱ぎ棄て洗い場に膝を立て背に掛け湯した。
隣のいくの台所の窓からわずか10メートルほど先に見える。

あれから20分ぐらいしたころだろうか、男女の会話が寝室からでも耳に入った。
耳を澄ませば二人の会話が聞こえてくる。

「ねえ、背中流して・・」
            「お前少し脂が付いたんじゃねえか、大きな尻してるな」
「重さん、よく言うわ、あなたこそ少しお腹出てきてるわ」
   
          ザザー    湯の流れる音
       
  「フフ・・・ダメ・・ 」  
            

            
 見えない浴室の状況が無性に羨ましくも鬼塚に嫉妬さえ覚えた。

布団に入ると疼き始めた肉体を慰める指が伸びてゆくのであった。







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