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女子体育大学 年下の先輩
【SM 官能小説】

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全体練習初日-1

4年生から2年生まで全ての部員の支度が終了して皆さん道場に集合された。
道場玄関からみて、真正面に4年生。上下白の袴に白の道着を着用されている。その真ん中には主将の津田睦さんが正座されている。向かって右側には3年生が10名正座されている。3年生は上下紺色の道着を着用されているが、一番奥の副主将宮地 唯さんは白色の道着に紺の袴を着用されている。向かって左側は2年生が八部刺しの道着に紺の袴を着用されてやや緊張された表情で正座されている。
防具保管庫で待機していた1年生に1人の2年生が声をかけてきた。『さぁ道場に行くわよ。今日だけは正面玄関から入場させてあげるから』とブルマにタンクトップの1年生を玄関に行くように命じた。優子と清美はブルマを付けていない。恥ずかしかったので一番最後を前を隠しながら歩いていると2年生から『隠さない!』と怒鳴られた。30名近くが見守る中8人の新入生は道場に足を踏み入れ一番下座で玄関口を背にして整列した。2年生の『整列!』と言う号令に全員入寮式の日に叩き込まれた『気をつけ』の姿勢をとった。優子と清美はブルマを履かせてもらっていないので恥ずかしく俯き加減に立っていると、右手の3年生が『そこのノーパンの2人。姿勢が悪い!』と怒鳴られ慌てて姿勢を正した。
防具保管庫の畳の部屋からつながる奥の扉から限りなく白に近いがやや金色をおびた道着と袴を着用された遠藤麗子教官が登場された。皆、教官に一礼し『よろしくお願いいたします』と大声で挨拶した。麗子は睦の後ろに正座された。
3年生の1人が『1年生!その場に正座。全員名前と出身校、年齢、段位を大きな声で言いなさい』と言った。優子と清美は正座すれば下半身をさらさなくていいので安堵して正座した。
西山茉莉18歳(2段)、小澤亜子18歳(2段)、佐々木恵18歳(初段)、宮沢友里18歳(初段)、
河合七海 21歳(剣道初心者)、井上清美 18歳(剣道初心者)、
『相沢優子 神奈川県立〇▽高校出身 29歳 剣道初心者です』と名乗ると遠藤麗子教官が
『相沢さん、御無沙汰ね。教室じゃあ私も教官の立場があるけど、道場では顧問としていや剣道部先輩としてきっちり指導してあげますね』と言った。睦が振り返って『教官、この子と知り合いですか?』と尋ねた。麗子は『そうよ、高校時代のテニス部の1年先輩よ、腕立て伏せをさせられて、何度もお尻をラケットで叩かれちゃった。靴下やテニスシューズ、下着のお洗濯をさせらた事もあったのよ。』と大げさに話している。その話を部員全員が驚きの表情で聞いていた。優子は『私じゃなくて別の子が・・・』と言いたいのを堪えた。少しの沈黙の後、3年生が『次、最後の子』と言った。
『遠藤めぐみ △◇高校出身 23歳 剣道3段』めぐみの自己紹介を聞いて『睦主将と同じ高校?年齢は睦先輩より上よねぇ』と騒ついている。睦が『そうよ、私の先輩よ。すっごく厳しく鍛えて頂いたから今の私があるの。知ってるでしょ、私の裏モモの赤紫にあざ。つけて頂いたのよ』と冷酷な笑みを浮かべた。
3年生が『本日は初日なので新入生の体力測定を実施します。その後、軍わけを行います。』『教官と4年生は部隊の上に椅子をご用意しますのでそちらで見学ください』『3年生は道場の隅の椅子に座って指導をお願いします。』『2年生!新入生がさぼってないか傍でチェックしなさい』2年生はしごかれる側からしごく側に変わった嬉しさを抑えて『はいっ』と返事した。

最初は軽くランニングしましょう。『道場10週ね!』ここの道場は広く、一周200m程度。10週で2Kmだ。3年生が2年生の数名を指名して『あなた達も一緒に走りなさい。』この指名された子達は2年生の中でも持久力と脚力に優れた子達である。3年生が『少しゲーム感覚でやらないと新入生もつらいばっかりよね。2年生より遅れた秒数分お尻叩きってどうかしら』二年生もそれに拍手した。選ばれた2年生が『あのぉ〜袴を脱いでもいいですか?』3年生が『いいわよ。走りやすい恰好になりなさい』と指示した。2年生は袴を脱いだら道着の下は下着を付けていない。また、今年の2月あたりから下の毛も処理していないので、飾り毛が生えそろっている。3年生が『1年生がブルマにタンクトップなのに2年生がノーパンだと可哀そうね。二年生はハーフパンツにTシャツを着てきていいわよ』『1年生も2人だけがノーパンは不公平ね全員ブルマは脱ぎなさい』1年生は少し躊躇したがすぐにブルマを脱いで、道場の隅においた。先ほどの2年生も道着を脱いで、Tシャツにハーフパンツに着替えてきた。3年生が3人の二年生に『毛も生えてきちゃっているのでノーパンは嫌よね。でも2年生代表の3人が金・銀・銅を取れなかったら2年生全員連帯責任よ。頑張りなさいね。』他の2年生も『頑張ってね!』この子達2年生のトップ3が負けたらしょうがないと思いながら、1年間鍛えられた身体は絶対に負けないと信じていた。
3人のハーフパンツの2年生とタンクトップにノーパンの8人の新入生がスタートラインに立った。
3年生がストップウオッチを手に『よーいスタート』と叫んだ!11人は一斉にスタートしたが、さすが2年生はこの道場の床の上を走り慣れていることもあり一気に飛び出した。
小澤亜子、西山茉莉、宮沢友里、遠藤めぐみは2年生グループの中にいる。少し遅れて、相沢優子、佐々木恵、さらに遅れて河合七海、生理の井上清美はどん尻を泣きながら走っている。3年生の『残り3周』の号令にラストスパートをかけたが、2年生2人は井上清美に近づく勢いで、遠藤めぐみが1人の2年生と3位争いを繰り広げている。
結局2年生の金・銀・銅は変わらず、遠藤めぐみが健闘したが4位。5秒遅れて西山茉莉、宮沢友里、小沢亜子、さらに5秒遅れで優子と佐々木恵がゴールイン。河合七海と井上清美はふらふらになりながら10秒以上の大差をつけられてゴールインと同時に床に倒れ込んだ。






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