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営業課エースは、お尻の穴に興味があるらしい
【女性向け 官能小説】

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「早くアナルセックスがしたい」-4


「…っは、ぁ…先輩…ちせ、先輩…っ…」
「……王川君、なんでそんなにエッチになっちゃったの?」
「わか、わかんな…っ」

 だらしなく口を開けて、口の端から垂れ落ちる唾液までもが色気があって。ワイシャツがはだけて見えている胸元は、乳首までもが勃起していた。可愛い子だなと思う。年下と今まで付き合ってこなかったせいか、こんなにも年下が可愛い生物だとは思わなかった。

 童貞の筆おろしから始まって、気づいたら性に奔走している彼氏のオナニーまで見るなんて。私も捨てたものじゃないのでは?

 頭の中に住み着いている、嵐山がニヤニヤと笑っていた。そんな目で見るな、本当に。あのゲイは、人の彼氏を狙うとんでもない人間だぞと、自分に言い聞かせながら、イケメンのオナニーにもう一度視線を向けた。

 王川君は、ギンギンに勃っている自分のそこを握って、激しく右手を上下に動かしている。ぐちゃぐちゃと鳴る水音は、我慢汁からきこえる音。震えてる太ももの振動と、彼の痙攣による振動で、ベッドまで揺れていた。

「あ…っ、先輩見て…っ」

 王川君は、その熱にうなされた瞳のまま、私をみつめていた。俺を見てと何度も何度も繰り返すのは、どうしてだろう。やっぱり何かあったのだろうか。そんな心配をよそに、王川君は手を伸ばして、私の後頭部をつかんだ。

「ん…っ」

 押し付けられる唇。私の口内へ伸びてきた舌が、私の舌を追いかける。生暖かいそれは気持ちが良い。キスも上手くなってしまって、やっぱり営業課エースというのはすごいものだ。

「ぁ…王川君…っんぅ…」
「っ…見て、俺のことちゃんと見て…?」

 がっしりと掴まれた後頭部は、彼の左手の力のせいで抜け出すことはできない。唇を合わせながら何度も呟くその言葉に、酔いそうになる頭は朦朧としていて。王川君の力によって、もう一度ベッドへ押し倒される。

 明日も仕事、明日も朝早くに会社へ行かないといけない。だけど、自分の可愛い彼氏のオナニーを見せつけられて、興奮しない女ではなかった。

 彼の右手が、私の太ももに触る。我慢汁で濡れた手のひらが、優しく私の肌を包み込む。そのまま片足を上げられて、タイトスカートの中に履いてるタイツ越しの下半身へ、その硬くて太い彼のそれを押し付けられた。

 硬い、熱い。それだけで、どきりと心臓が高鳴るなんて、私も彼の事を言える立場ではないかもしれない。

「…だめ、シない」
「……うん……素股だけ…」

 わかってるんだかわかってないんだか。この状態の王川君に、何を言っても意味はないと一年の付き合いでわかっているので、押し付けられる熱いそれに目を瞑って答えることにした。素股なんて言葉、その王子様ルックスで言ってはいけないだろう。

 絶対何かよからぬことを教えてる奴がいる。そう、絶対に。私ではない誰かが彼に、性の手解きをしているのでは。

 犯人探しをしようとしていた頭は、タイツ越しに擦られた陰核への刺激で、現実に引き戻された。触られるだけで、気持ち良さに感じてしまう身体が少し憎い。シミでも見えたのか、王川君はさっきまでの不貞腐れモードを消して、にこやかに笑いながら「濡れてる」なんて嬉しそうに言ってきた。

 耳の輪郭に沿って舌で舐められるそこ。首に肩に胸元に走る鳥肌が、もっと舐めてと言いたくなる感情を現してくれているのか。王川君は息を吐くように小さく笑って、前後に振る腰の動きを早くした。

 耳元で囁く低い声がくすぐったい。耳から首へ広がる鳥肌から逃げようともがいても、彼の舌が耳の穴へ入ってきて、逃げられそうにない。

「あ…っ、ぁ、好き…っ、好き、ちせ先輩…っ、早く挿れたい…っ」

 王川君は私の事が本当に好きだ。これは自惚れなんかではなくて本気でそう思う。美人でもなんでもないただの研究員の私に、どうして彼がここまで惚れ込んでしまったのか。

 それはきっと、彼しかわからない。


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