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英才教育
【調教 官能小説】

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変化する青山家-1

オヤジの話だと、美雪が引っ越しの準備をして、1週間後にはココで3人暮らす事になる
との話だったが、美雪は食事会の次の日から毎朝、ココに来ていた。

「何をしていたんですかぁ?衛さん」
「ええ?何の話だよ」
「朝食の話ですよッ」
「あぁぁ俺もオヤジも面倒だから料理はしないから食わねぇな」
「美波さんが居るじゃないですかぁ」
「あぁ確かに美波は朝食は大切だから食べろだ、食べたかと毎日確認されているな」
「確認だけですか?」
「そうだな(笑)」
「笑い事じゃありません。何で朝、呼びつけて作れと指示しないのですか?」
「美波もそれでは大変だろ?」
「自分の女として、外に連れて歩いているなら、呼びつけて食事の世話位させなさいよ」
「外だけでご主人さまを気取る軽い男とは思いませんでしたよ」
「衛さん美波さんを直ぐに呼んで下さい、さぁ〜早く」
「あぁぁ判ったよ美雪」

美波は機嫌よく朝早かったが、制服姿で直ぐに家に来た。

「美波さんご主人さまに朝食も取らせずに毎朝、登校させていたのですね?」
「衛ちゃんが朝、行こうとすると機嫌が悪いから」
「機嫌より食事の方が大事ですよッ気にせず作りに来ないと・・・(笑)」
「来て良かったのですかね」
「当然です、旦那さまの体調管理は、女である美波さんの仕事ですからね」
「はぁ〜い(笑)」

1日目朝から、衛は少し膨れている、美波は美雪の強引さ押しの強さに憧れが増していた。

美雪は口を出してうるさく言っていたが、二人に話が終る頃には、色とりどりの朝食が、
完成していた。


「海斗さまを起こしてきますから二人は、食事を始めて下さい」
衛は美雪を見て、あぁぁ母親と言うのは、こう言うものなのだなと少し感動していた。

美波は朝早くに呼び出され、美雪に衛の面倒見が悪いと、叱られるとは思わなかった。
口うるさく母親に言われると、反抗したくもなるが、美雪さんに言われるとパパの奥さまで、
説得力が全然違う、ご主人さまを中心に行動する事が、目的だと良く判る。


美雪は寝室に行き海斗の眠るベットの端に腰を下ろして、
「おはようございます海斗さま」と優しく声を掛けた。

「おはよう美雪」
「朝から二人に色々と嫌な事を言ってしまいました」
「美雪が良いと思う通りに二人に教えてやってくれ」
「ハイ」
海斗はそう言うと美雪を抱き寄せてキスをした。
「朝食が出来ています、冷めないうちにお願いします」
「判ったありがとう」

美雪が戻ってくると、母親からいつもの美人な女の顔に戻っていた。


「今日は二人の好みも良く知らないので、和食にしましたが、衛さんお口に合いますか?」
「すげぇうめえよ美雪、みそ汁は絶品だな(笑)」
「そうですかぁそれなら良かった」
「美波さんには、作り方を教えますから作って上げて下さい」
「嬉しいぃぃ(笑)」

美波は叱られても強引に朝食を作りに来ないとダメだと、美雪に言われた事が良く判った、
ふてくされていた衛が嬉しそうに朝食を食べて機嫌がいい

「おはよう」
「おはようございます」
「朝から元気が良いな衛」
「そうだな(笑)朝食が美味いから」
「そうか(笑)美雪は地主の家で若い頃から仕込まれているからなッ」
「まずい料理は作れないだろ(笑)」

結局、海斗も衛も美波も、ごはんをお代わりして満足して出勤、登校して行った。


「衛ちゃん、私、明日から毎朝朝食作りに行くからね」
「あぁぁ判ったよ(笑)」
「美雪ママに、色々と教えてもらうんだ(笑)」
「美波を呼びつけて朝食を作らせないのはダメな旦那だと叱られたよ」
「美雪ママ衛ちゃんを美波の旦那さんだと言ったの?」
「あぁぁそう言っていたな」
「そうなんだぁ〜ぁ」

美波は衛が普通にそんな事を話す事に凄く喜びを感じ嬉しかった。

美雪が言っていた様に、前面に出てアピールしなくても、支えているだけで衛ちゃんの
女として自然に目立つ事が出来ると言われたことを思い出していた。


衛は、オヤジが再婚すると言った時に、普通に嫁さんをオヤジも貰うんだなと思ったが、
嫁さんだけでなく、俺の母親でもアルと言ったんだな。
M女だと言っていたから、奴隷のような振舞をする女だろうと勝手に想像していたが、
ハッキリものを言う、芯の強い見た目以上に良い女だった事、男としての俺を磨き
レベルアツプさせてくれる女だと、1日で感じる事が出来た。


明日からが楽しみだと衛は軽く微笑んだ。




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