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白百合散る
【熟女/人妻 官能小説】

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百合子3-1

それから五日にわたり、山本のなすがままに従った。縄をかけられ、続けざまに何度も絶頂に登らされる、道具を使われ今まで味わったことのない感覚を覚えさせられる、口での奉仕を求められる、というより自発的におこなう、山本の侵入を悦び、その熱くたぎったものを体内に受け入れた。
この間に、夫や娘からの電話が三度あった。いずれも胸や股間を責められながらなんとか不審に思われないようやり過ごしたが、旅行は十日間の予定、あと五日後には帰ってくる。解放されるかもしれないという思いは、嬉しいのか、そうでないのか分からなくなってきていた。シャワー後につける下着はきつくなっていたが、体重は減っていた。肌のハリも以前とは違う感触に複雑な思いを持ち始めていた。
「あっ、あんっ、ん〜っ」
縛られたまま山本の怒張を受入れ、膨張が爆ぜるのを体の奥で感じた。口づけを交わしたあと、百合子は少しぐったりしたように横たわった。
「ねぇ、もうじき主人達が帰ってくるわ。そろそろこんなこと終わりにしないと」
「・・・・・」
「わたしは約束どおり、あなたを受け入れたわ。だからあなたも、ねっ?」
「わかっていますよ、万引きの件は誰にも言いません。しかし、私は奥さまを自分のモノにしたい」
「そんなっ、ねっ、無理を言ってはダメよ、限られた時間だったけどわたしはあなたのモノになったわ。それで我慢してちょうだい」
限られた時間という言葉に反応したのか、再び貪るように百合子の唇を奪い、感じやすいツボに愛撫をし始める。
「私はずっと奥さまを自分のモノにしたい、体だけじゃなく心も」
「いやっ、あっ、あっ、ずっとって、あっ、そんなこと無理だわっ、あっ、んっ」
秘所に指をいれ、壁をこすりながら、舌で敏感な陰核を舐めあげた。
「うっ、あっ、あんっ、あんっ」
舌で陰核を弄びながら、ときおり口で強く吸い上げる。
「ああんっ、いやっ、あっ、んっ、んっ」
中指と薬指で壁をこすりながら、舌は胸のチェリーを捉えた。
「んんーっ、んっ、あっ、あんっ」
「奥さま?、この淫乱な体が今後私なしですみますかねぇ」
「あっ、そっ、それはっ、んっ、薬のっ、あっ、せいだからっ、あんっ」
「奥さまはお気づきじゃないかもしれませんが、二日目からは薬など使っていませんよ、フフフ」
「えっ、うっ、うそっ、うそよっ、あんっ、あっ、そんなことっ、あっ」
「うそじゃありませんよ、塗ったのはただのローションです」
「そっ、あっ、そんなっ、んっ、んっ」
八合目付近に到達したと判断した山本は少しペースを落とす。
「わっ、わたしをっ、あっ、あんっ、だましたのね?んっ、あっ」
「暗示とはそうゆうものです。奥さまが淫乱だということにかわりありません」
再び頂上を目指して責め始める。
「あぁー、あっ、いやっ、あっ、あんっ」
「試しにやめてみましょうか?」
百合子への愛撫をとめた。
「はっ、はっ、あっ、いやっ、いやっ、、お願いっ、生殺しはっ、いやっ、お願いっ」
「ほら、薬なんかなくてもこんなに感じてしまうんですから、奥さまは」
もう体の疼きに堪えられない百合子は山本の言葉責めに屈し、懇願するしかなかった。
「あっ、あっ、イクっ、イクっ、イっちゃう、あっ、あっ、あ〜っ」
体の渇きが薬のせいではないと知った百合子はショックでしくしくと泣き始めた。山本は秘所に顔をうずめ、源泉から湧き出てくるものを舌で掃除するかのように吸い取った。
「奥さま、泣くことはありませんよ。女性は本来みんな淫乱なのです。奥さまは、家柄、常識にとらわれ、自制しすぎていたのです」
「そんなっ、そんなっ」
「奥さまは、本当の自分を取り戻したのです」
「だっ、だからといってずっとこんなことっ」
「わかりました、奥さま。こうしましょう。今日一日奥さまは自由にしてください。しばらく外にも出ていませんから、お買い物や喫茶店にでも行かれては?帰ってこられたらお一人でお休みください、私は出かけます。明日また参りますのでそのときにまたお気持ちをお聞かせください」
「気持ちって、そんなっ、かわらないわっ、家庭を捨てられるわけないもの」


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