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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 同窓会タイム 3-1

(そうだ……あれは確か文化祭の片づけの時……
 匠君……階段……?誰?誰だったっけ……加寿美?先生?……
 そうだ、匠君の前にしゃがんで……
 そういえば匠君、周りを見回して落ち着きなさそうにしていた……
 あれってもしかして……。

 わたし、廊下の陰からずっと見ていて……
 加寿美先生の頭が……揺れていて……
ジュルジュルとか……ジュボジュボとか……
そんな音に交じって、匠君の呻くような声……。

急に動かなくなった加寿美先生……。
匠君……。慌ててしゃがみこんで……。
 加寿美先生、口元をぬぐいながら立ち上がって……。

このシチュエーションのせいなのか、
あるいは温泉成分に史恵が伝えていないような不思議な効果があるのか、
香澄自身の記憶も、一段と鮮明に蘇ってきた。

おそらくあの時、教育実習生の加寿美先生は、
教え子である匠にフェラチオをしていたに違いない。
香澄にはその光景が目の前にはっきりと見える気がした。
というよりも、こうして匠のペニスを咥えている香澄自身が、
あの加寿美先生そのもののような気さえしていたのだ。

(そうだわ。丁度こんな感じの位置だった。
 わたしはあのあたりからこっそりと見上げていたんだわ。
 あの時、匠君は本当に、加寿美先生にフェラをしてもらっていたのかしら……。)

香澄は匠のペニスを思い切り喉奥まで飲み込んだ後、思い切って匠に言った。
「ねえ……。加寿美先生にフェラしてもらったのも、この階段だったでしょ?
 あの時、ちゃんと飲んでもらったの?」
「えっ?な、なんのこと?」
「ほら、実習生の高橋加寿美先生よ。
 文化祭の片づけの日、学校の、この階段で……。」
匠はじっと香澄の顔を見て黙ったままだったが、
しばらくすると突然、その時のことを思い出したのか、匠は急に動揺した表情になった。
「見、見てたのかい?」

香澄はその言葉に驚きつつも、冷静さを装い、笑みを浮かべながら言った。
「ええ。あの角から、こっそりね。」
「か、加寿美先生、い、いきなりだったから……。」
「でも、気持ちよかったんでしょ?」
匠は困ったような顔をして香澄から視線を逸らすと黙り込んだ。

(匠君って、自己暗示っていうか……。
 催眠術とかにかかりやすいタイプなのかしら。
 すっかり高校時代に戻っているみたい。
 つもりになっているうちに、本当にそう思い込んでいるのかもしれない。)

香澄は匠の顔を見上げ、握りしめたペニスを扱きながら思った。
匠がこれほどまでに思い込みが強いタイプなのであれば、
匠の病気を治す方法もあるのではないかと。

(高校時代のわたしとのことや綾乃とのことを
 マイナスのイメージで思い込みしているのが、こだわりの原因だとしたら……。
 反対に、プラスのイメージを植え付けることだってできるかもしれない。
 匠君にとっての高校時代の記憶が素晴らしいものになれば、
 きっと今の状態だって良くなるはず。
 それに、あの頃の疑問をすべて聞き出すことだってできるかもしれないわ。)

「ねえ、あの後、加寿美先生とセックスしたの?」
香澄は匠の顔を覗き込むようにして、何でもないことを問うように続けた。
畳みかけるように匠を追い込み、完全にあの頃に誘導しようとしたのだ。
「セックス?ま、まさか……。
 実習生と言っても、先生は先生だよ。そんなことする……。」
「あら、フェラは良くてセックスはダメなんておかしくない?
 フェラだけでなく、加寿美先生にいろいろと教えてもらったんじゃないの?」
「…………。」

香澄はたびたびペニスを口から出し、フェラチオを中断しては匠に話しかけていく。
匠の心が高校時代に戻っているなら、刺激に対する反応も同じではないか。
だとすれば、あまり激しく刺激すればすぐに暴発してしまうかもしれない。
そう思った香澄は、ペニスへの急所への刺激は断続的にし、
匠にクールダウンの時間を与えようと考えたのだ。
(いきなり絶頂まで導かずに、クールダウンしながら、
 その間にいろいろと聞き出せばいいわ。)

「じゃあ、匠君は加寿美先生に、何をしてあげたの?
 揉んであげたの?それとも舐めてあげた?
 場所はどこだったの?やっぱり学校?」
「してないよ。そんなこと……。」
「まさか教室じゃないわよね。あ、わかった。トイレでしょ。」
「本当だってば。ボクは飲んでもらっただけで、ボクからは何もしていないよ。
 セックスさせてもらう約束はしたけど……。」」

匠の言葉に嘘はないようだった。
香澄は、自分が主導権を握って匠をさらに誘導しようと、大胆な方法を選んだ。

(だったら……。
 わたしが加寿美先生になりきって、匠君の記憶をもっと引き出してあげるわ。)

香澄は匠のペニスを放すといきなり匠の目の前に立ち上がった。
そして匠の顔の前に濡れ濡れの股間を曝け出し、
両手で割れ目を開きながらクリトリスを擦り始めた。

「か、香澄。な、何をしてるんだ。」
「何をって、決まってるでしょ?クリトリス、擦ってるの。刺激してるのよ。」
「刺激って……。そんな恰好で……。」
「いやらしいでしょ?こうやって股間を突き出すと……。
 ああん。だって、匠君が途中で抜いちゃったのよ?
 それだけじゃないわ。
 こんなに愛液まみれの濡れ濡れのペニス、いきなりしゃぶらされて……。
 もう少しでいけると思ったのに、わたしだって、欲求不満になるわ。」

香澄は匠の顔にぶつかるくらいの距離までオマ〇コを近づけ、
匠の鼻面でクリトリスを剥き出しにしながら擦り続けている。
匠の視界は香澄の卑猥な割れ目とクリトリスで一杯になった。


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