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美少女 羞恥徹底
【学園物 官能小説】

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伐られる処女林-3

「いやあっ!」
 大人の女性への成長を巻き戻されたかのように、完全に更地になった恥部があらわれる。恵理子にとっては痛さより恥ずかしさの方が圧倒的に勝っていた。

 貝のようにぴったりと閉じ、何もはみ出していない秘裂。素朴に一本の縦筋だけが走る、楚々とした佇まい。恥毛さえ無くなってしまえば、女子中学生の性器は、童女のそれと変わらない幼さを呈していた。文字通り、子供に毛の生えた程度のものだったのだ。
 あまりの可憐さに感嘆し、沼口も息を呑んで凝視した。

「いやいや、めちゃめちゃ可愛いじゃないか。美少女はやっぱりこうでなくっちゃな」
 恵理子には何の慰めにもならない絶賛だった。沼口の淫猥な視線が、いまとなっては秘裂にまともに食い込んでくる。思わず手で隠そうとしたが、またもや「隠すな!」と凄まれ、制止された。

 おもむろに沼口は瓶からローションを手にとり、除毛された恥部に塗布した。
「女の子の肌、それも大事なところは敏感だから、これぐらいしてあげないとな」
 ひんやりとした感触とともに、確かに痛みは和らいでいく。だがそれがこの男の優しさだとはとても思えなかった。

 そして沼口は少し下がって、恥毛を失った美少女の裸身を眺めた。
 黒い翳りがなくなったため、肢体のつややかな白さがいよいよ際立つ。可愛らしい顔やふくらみきらない乳房、華奢な身体の線には、やはり下半身もワレメが丸見えのほうがずっとお似合いだった。無毛になったことで、清楚な少女美というものが完成されたように思える。色気に満ちた大人の女には絶対に無い、この時期の娘だからこそ見られる可憐な美しさだ。

 その佇まいに見惚れながら、沼口はあらためてカメラを手に取った。
 アングルを変えては、美人女子中学生のパイパンヌードを撮影していく。
 沼口の淫猥な視線とカメラのフラッシュとが、舐め回すように14歳の肢体を隅々まで弄ぶ。哀れな乙女は、手で大事なところを隠すことも許されず、いろんなポーズも取らされた。

 といっても沼口は四つん這いとか開脚とかいった、あからさまに淫らで煽情的な恰好は全くさせなかった。沼口の拘りで、美少女の清楚なイメージを崩さない、それなりに品のある姿勢に限っていた。恵理子にとって、それがせめてもの救いと言っていいのかどうかはわからない。

「恥ずかしがる顔も可愛いけど、女の子はやっぱり笑顔が一番。笑顔で撮らせてくれよ」
 そんなふうに言われたが、これほどの辱めのただなか、もちろん笑顔になれる状況ではない。笑顔を見せること自体がさらなる屈辱だったが、かといって拒むこともできない。
それで恵理子は懸命に笑顔を作った。強要された笑顔は、どうやったってぎこちなく見える。「自然じゃない」と言われ、ともかくも自然なスマイルに見えるショットが撮れるまで、何度も撮り直しをさせられた。

「いやいや、最高の裸を撮らせてもらったよ。写真集でも出したら、1冊5万円でも売れそうだ」
 沼口はすっかり悦に入って言う。

「やめてください、そんなこと!」
 純真な恵理子は、それが冗談とも本気ともわからずに怯えた。もちろん未成年のヌード写真集なんて違法以外のなにものでもないが、裏でどんなふうに売りさばかれるか知れたものではない。彼女でもそれぐらいは想像できた。

「しないよ、そんなこと。こんな最高の逸品、俺だけで独り占めにしたいからね……あ、大事なことを忘れてた」
 ふと思い出したように、沼口が言う。

「大事なことって、何ですか……?」
 不安に駆られた恵理子が尋ねる。また恐ろしいことが待っているのだけは間違いない。


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