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高校狂師
【学園物 官能小説】

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月曜日A-1

翌日・・・

4時間目の空き時間に相談室へ。入り口の表札を「使用中」に裏返してカギをかける。内部には長机が2台と、イスが数脚。内線用の電話とそれを置く棚。余計なものは一切無い。逆にいえばイスと机以外はそのままの状態で機器類を設置するという事だ。窓はカーテンがあり外からの撮影は無理そうだ。天井・・・天井にはカセット式の空調が!これは使える。外カバーを外す。カバーと内部の間に結構余裕があるのでハンディカメラとバッテリーが収まりそうだ。持参したカメラをカバーの内側に固定し、元に戻す。

行ける!

カバーの網目が広いので下から見上げるとバレそうな気がしたが黒で固めれば全く分からない。心電図用のベットの設置場所に一番近い部分にセットすれば上半身裸の女の子たちを真上から撮影できそうだ。床に横たわってカバーを見上げてみる。よーく目を凝らしてその気になれば、「何かある」と思うかもしれないがそこまで考えたら盗撮なんてできない。カバー自体もしっかりしているのでバッテリーを乗せても重量的な問題は無さそうだ。これなら4Kハイビジョンカメラを用意して撮影だ。

次は内科検診の盗撮・・・カメラをセットするのは内線電話の棚のみ。1メートル50センチほどの棚で引き出しには何も入っていない。注目したのは運搬用に開いている持ち手の穴。この内側にカメラを仕込めれば・・・胸を出して聴診器をあてられている姿を斜め前方から撮影できそうだ。コンセントがあるので撮影容量を大きくしておけば終日の撮影に耐えられるだろう。こっちも4Kハイビジョンカメラで行ってみよう。

出費が痛いがこれが生きがいだから仕方がない。今日の帰りにとりあえず2台用意して明日の空き時間は試験撮影だ。

トイレは明後日の空き時間でチェックすることにする。

帰りのホームルームが終わった後に三門に囁く・・・
「この間、生徒から由美子先生と僕の雰囲気が良いですよねって言われました。校内では少し距離を置いた方がいいかもしれません・・・」
「ほんと?それはまずいよね。分かった・・・」

大きなチャンスを前に余計なことはしたくないので健康診断が終わるまで三門は放置だ。


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