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未完の恋
【同性愛♀ 官能小説】

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未完の恋-2-1

未完の恋-2

「杏奈ー、みんなでパフェに行こーよぉー」
「ごめーん。委員長に勉強見てもらう約束でさぁ」
「ぇ。私してな…」
「そっかぁ。
杏奈、赤点ギリのあったもんねぇ。頑張んなよ、委員長やさしー」

誘ってくれた子は、手を振ってみんなの所へ行ってしまった。

「ちょっと、井戸さん。そんなに危ない教科があったの?」
「うーん。私、本当英語が苦手でさぁ。
何言ってんのか、チンプンカンプンなんだよね」
「私、井戸さんの勉強、見てあげられると思う」
「委員長のウチに行っていいの!?」

委員長は困ったような、ちょっと複雑な顔をする。

「ちゃんと勉強するんだよ?」

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舌先で、委員長の口の周りをチロチロする。

「うぅ」

放課後。
委員長のウチで、ちゃんと勉強を教えてもらう。
委員長は、私が理解するまで、粘り強く教えてくれる。
いい加減勉強に疲れたところで、委員長にキスを迫った。

「委員長…」
「ふあ」

口もとが緩んだ隙に、口腔に舌を滑り込ませる。
委員長のグラデーションがかった瞳が潤む。
見るたびに、
宇宙誕生の瞬間をイメージさせられる、はしばみ色の瞳。

クチッ、チュウッ

「そんなに飲んじゃ、らめぇ」
「委員長の飲んだら、私も頭良くなれるかな?」
「ばか…」

委員長は口もとをハンカチで押さえる。

「井戸さんの勉強は私が見てあげるから」
「私、委員長が綺麗になるのをそばで見ていたい。ダメかな?」

委員長の手を握る。

「私、もっと委員長とキスしたいし、くっつきたいと思う。
勉強もちゃんとするよ。委員長に恥かかせたくないし」
「うん」
「委員長のことが好き…」

委員長の首すじにキスをする。
二人の距離が近づいて、委員長の体の匂いがする。
放課後の女の子の、柔らかくて、甘たい匂い。

「う…ん…」
「委員長めっちゃいい匂い。
委員長は頭いいし、綺麗だし、大好き」

委員長を抱き寄せる。
ウエストがすごい細い。
委員長は実はスタイルもいい。
胴長の女子がほとんどの中で、委員長は足腰がスラリとしている。
美人は見逃さない。
委員長の胸の膨らみを、ブラウスの上から掌で優しく包む。

「あっ、おっぱい触っちゃった…」
「スケベ」
「ねぇ委員長、Hしようよぉ」

制服のスカートから伸びる脚に沿って、手のひらを滑らせる。
委員長の柔らかいショーツに指先を掛ける。

「まって…、シャワーを浴びてから」
「一緒に入ろうよ」
「えっ、それは心の準備が…」
「平気だよ、女の子同士だもん。健康ランドに行くのと同じこと」

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「髪を解かせて」
「うん、いいよ」

脱衣所で、委員長の三つ編みおさげを解かせてもらう。
手で梳くと、意外と長い髪が、軽く波打って柔らかい。
一緒に鏡に映る。

「ほーら、委員長はやっぱりこの方が美人」
「ふふ、井戸さんありがとう」

委員長からキスしてくれる。
幸せ。
私たちはもう、恋人同士だ。

服を脱いで、手を繋いで浴室に入る。
浴室にはヒーターが付いていて、温風が吹き出して暑いくらいだ。
床には、大きなお風呂マットが敷かれていてソフト。

「ハグしよう」
「うん」

裸で抱き合う。
女の子同士はとても柔らかい。
二人の緊張は溶けて、まるで姉妹のように自然だ。

「あーっ…。気持ちいい…」
「委員長の胸、綺麗だねぇ。美乳」
「触ってもいいよ」


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