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高校狂師
【学園物 官能小説】

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教員生活の始まり-1

入学式当日・・・

二人ともに平静を装い業務を開始する。が、三門のわずかな動揺を高野は見逃さなかった。意識的に三門を見つめながら・・・

「昨日はありがとうございました。すっごく楽しい時間でした。今度は僕から誘っちゃってもいいですか?」
「うん、いいわよ」
極めて平静を装ってはいるものの耳が真っ赤になっている・・・

そして新入生の登校時間だ。1年1組の教室で二人で待機する。さあ僕のクラスの女の子はどんな娘たちなのかな・・・内申書と自己申告シートでクラスの子のデータは頭に入れたもののやはり実物を見ないことには始まらない。25人の女子高生を前に平静でいられるだろうか・・・

5分ほどして一番手の子が登校してきた。真新しいセーラー服に身を包んだショートカットの子は「磯山まりこ」の名札。

「おはようございます!」
「おはよう!」
「おはよう!」
笑顔で元気の良い挨拶だ。ルックスも良く中々の上物だ。

続いて次から次に登校してきた。どの娘も上物ばかりで目が泳いでしまう。まぁ個々のチェックはじっくり時間をかけてまとめていくとして、今日からしばらくは学校全体の動きを見ながら盗撮ポイントや覗きポイント等を調べていこう。

頭の中でそんなことを考えているうちにオリエンテーションが始まり一番後ろで三上先生の段取りを学ぶ。入学式も無事に終わり再び教室へ戻ってきて今日は終了だ。明日、明後日は教科書や体育着、水着の販売だ。

帰りの挨拶が終わり、スマホでSNSのアドレスなどを交換していた生徒たちも30分ほどで皆帰ったようだ。

午後の時間は夕方にかけて保健体育の教員が集まっての教科会議だ。各人の授業コマの割り振り学年ごとの月間の指導スケジュールなどを決める会議だ。保健体育の教員は全部で5名。各学年体育は週に3コマあるので空き時間は殆ど発生しない。どうやってコマを割り振るのか疑問だったが今は月間スケジュールと担当教員、および指導する科目を入力するだけでほぼ均等に割り振られるシステムがあるそうだ。

教員は高野を含めて5名だが高野以外は全て女性だった・・・しかも菖蒲学園大学の体育学部教職課程の出身。年齢はバラバラで一番年長の50過ぎの女性が中山克子、保健体育科の主任教諭でボス的な存在のようだ。中山が高野を紹介する。

「皆さん、久しぶりに男性の教諭が入ってきてくれました!中々女子高の保健体育の教諭はなり手がいないのですが志ある方が入ってきてくれて嬉しい限りです。新卒での採用なので、校内の事はもちろんですが指導についても色々と相談に乗ってあげてください。じゃあ一言挨拶をお願いします」

「○○大学を卒業致しましてこの春から保健体育の教員として働かせて頂く事になりました高野誠光です。至らない事ばかりだとは思いますが、ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します」
○○大学出身と言ったところでざわつく。えっ、なんでそんな優秀な大学出てるのにうちの学校?といった感じだろう。そういう質問は何度もされるだろう思っていた高野。まさか「自分の性的な嗜好が女子高生で、なるべく多くの女子高生に囲まれているほうが弄るチャンスも多そうだから」などと本当の事は言えない。

「結構な数の高校に志望届を出したのですがこちらの高校が一番早く、丁寧な回答を頂けたので決めました。僕の中では偏差値が云々とか関係無くて、指導できるのであればどこでもよかったので・・・」
という回答で通している。

新卒で指導経験が無い事もあり、今年度は実技の体育のみ担当し、座学の保健の授業は担当しないで空き時間で他の教諭の授業に参加して勉強することとなった。

菖蒲学園では水泳部だけは全国レベルにあってプールの設備も充実している。屋内に50Mの温水プールがあり、4月から12月まで週に一コマの水泳の授業がある。残りの二コマは球技や陸上競技にあてられる。

高野にとっては最高の環境だ。なぜならプールの授業中はブラジャーやパンティは脱いでロッカーにあるのだから・・・ロッカーさえ開けることが出来れば9ヵ月、水泳部まで含めれば一年中、新鮮な女子高生の下着を堪能できるのだから・・・

その為にはまずは情報収取だ。業務が忙しくて校内の状況がまだ把握できていない。覗きスポットのトイレの確認だけは残業で遅くなった日に人影のないフロアの女子トイレに侵入し、和式、洋式半々ずつ設置しているのは確認済だ。高等部は全体的に設備は古く、トイレも間仕切りの下部に隙間がある覗きには絶好のタイプだった。

会議で一学期の高野の指導コマが決まる。月曜日から金曜日まで50分の授業が全部で6コマあり、体育・水泳は2時間目以降の配置だ。1時間目の他に毎日一コマの空き時間で4コマの指導が入る。動き回る体育教師のみに認められている制度だ。毎日二コマ〜三コマは水泳の指導がある。女子高生の水着姿が毎日拝める夢のような環境だ。

昼過ぎから16時頃まで会議が続き、終了する。主任教諭の中山が・・・
「宮本先生、悪いんだけど保健体育の教員が使う場所の説明お願いね?待機室に高野先生の机とロッカー用意してあるはずだから・・・」
「はい。分かりました。じゃあ高野先生・・・時間がかかると思うから早速行きましょうか?」
「はい!お手数かけますが宜しくお願いします」

宮本先生・・・年齢は27,8といった所か。4人の女性教員の中では見た目で一番若かったが実際にそのようだ。スーツは着ているものの肩幅がしっかりしていてショートカット。いかにもスポーツウーマンといったルックスだ。

会議室から出るとすぐに上着を脱ぐ。
「ふー、長かった・・・いっつもジャージ着てるからスーツは窮屈で・・・」
笑顔で話しかけてくる。
「やっぱり体育の教員はジャージでOKなんですか?」
「一応、全員が集まる始業式とか終業式はスーツって決まってるけどいつもは何でも大丈夫よ」


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