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セクササイズのおススメ
【女性向け 官能小説】

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高山の回想 その6〜メンバー達-1

この日から私も毎週金曜日のワークアウトに参加する事が認められました。金曜のワークアウト以外に日曜日はメンバー達とのブランチが恒例でした。メンバーの方たちと話して、徐々にワークアウトの実情が分かってきました。

もともとソフィアの祖先が大変有力な貴族だったらしく、その方がセックスを楽しむために作った集まりだそうです。ご自身がもう高齢だったこともあって、行為そのものよりも見て楽しむ事を求め始めていった結果、美しさの追及に至ったそうです。

ソフィアが先代の後を継いだのが10年前、ルイーサとスザンヌは先代の時からのメンバーで、この3人がメンバー候補を集めてきている事。中でもソフィアは主催者としての絶大な権力を持っていて、マダムソフィアと言えば知る人ぞ知る存在である事。クリニックはこのワークアウトの為に作られたセックスを研究するための施設で、ヨーロッパ中の権力者にここで開発した媚薬や勃起薬を売る事で莫大な稼ぎを得ている事。

3人以外の女性メンバーはクリニックで自らの肉体を研究に使っていて、そこで認められてメンバーになる人が多い事。メンバーに選ばれると月々高額な報酬を得るが、時にはソフィアからの要請で権力者の下に出向いてその肉体を提供する事もある事。

そしてアンナは15歳から25歳になるまでクリニックでの勤務を通して、男性、女性どちらに対しても快楽を与える技術の高さ故に、25歳の若さで異例のメンバー入りを果たした事、何人かいる男性メンバーの中からソフィア達3人が木曜日に誰を選ぶか決めている事など驚くような内容でした。

ここでの暮らしは20歳の大学生だった私にとっては、まるで麻薬のようなものでした。毎週金曜日にワークアウトに選ばれれば、5人もの美しい女性とセックスを楽しむ事ができる…女性メンバーはソフィア、ルイーサ、スザンヌは常に参加し、残りの2名は週毎に違うメンバーに変わるので、次に誰が来るのか、どんなセックスをしようかとそればかりを考えていました。

もちろん、次も選んで貰えるようにソフィア、ルイーサ、スザンヌに対しては精一杯感じさせようとしました。しかし、その一方でこれでは3人の飼い犬なのではなんじゃないか?そんな風に思い始めていたある日、1人の男性メンバーがワークアウト中に亡くなるという悲劇がおきたのです。その男は、メンバーに選ばれたい一心で勃起薬と射精抑制薬の服用過多により心臓が不可に耐え切れずに行為の最中に心臓麻痺を起こしたのです。このままだと自分も同じようになってしまうかも知れない…そう思った私は、日本に帰国する事にしたのです。


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