禁じられた恋-4
４．アダムとイヴ
佳和は、無言のまま美希に重なった。
頭は真っ白で、何も考えていなかった。
指が亀頭の首下をつまみ、鈴口を茂みの下に導いた。これまで数限りなく指先が逡巡した美希の秘部に、ようやく佳和自身の想いが重なった。
鈴口を窪みにあてがい、腰を押し込んだ。
亀頭が沈んで、止まった。
（処女膜・・・）
さらに押し込むと、男根がしなった。
ウウウ〜ゥッ
美希の唇から、呻きが漏れた。身体がずり上がり、腰が逃げた。
佳和は一度腰の力を抜くと、腰を構え直して両手で美希の肩を押さえた。
膝をずらして腰を美希の股間に近づけ、肉棒を指で支えて腰を構え直した。
「ミキちゃん〜愛してる〜いいだろう〜〜ねっ〜いいだろう」
「いいのよ〜いいの〜ヨッちゃん好きだから〜」
イタッ〜〜ウウウぅぅ
美希の唇から、また呻きが漏れた。
亀頭は処女膜を貫いて、中に進んだ。
股間が合わさり、根元まで男根が嵌った。恥骨と恥骨が重なった。
「痛かった？」
「ウン、大丈夫よ」
美希の膣の中で、男根はヒクヒクと蠢いていた。
美希の胸元から、汗に混じった甘い香りが溢れて、佳和の鼻に流れた。鼻腔から脳に流れて、男根はさらに怒張した。
膣に嵌った佳和のモノが、ヒタヒタと膣の壁を叩く。
上に重なった佳和の上体が動くたびに、美希の鼻に佳和の匂いが降りてくる。それは甘美で、力強く、愛しいい佳和の匂いに美希は股間の痛みを忘れた。
佳和が膣に満ちて、膨れ上がった。キュウンと固さが増して、亀頭が子宮に突き当たった。
（ヨッちゃんがイクっ）
美希は、腰を佳和に押し付けた。
恥骨に恥骨を重ねて、佳和は腰を震わせた。
どっどっどっ
キュンと男根の根元に痛みが走った。
ビュッ〜ビュッ〜ビュッ〜
鈴口が子宮に吸われて、精液が迸った。
イクゥッ〜イクっ〜イクっ〜
「ヨッちゃん」
「ミキちゃん」