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君ノタメダケニ僕ハ存在シテイル
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君ノタメダケニ僕ハ存在シテイル-1--1

暗闇の中で僕は手を伸ばした、どこまでも続く闇の中に触れられるものは何もない、自分の事など誰もわかってくれないと思ってた。誰も僕なんて見向きもしないと思ってた。でも、本当にわかろうとしなかったのは僕の方かもしれない。僕は走った、ただひたすら走った、何もない、誰もいない。闇の中で僕は・・・、はっきりと、地獄を見た。


「ん、まぶしい・・・!!」かざした手を通して、蛍光灯の光が目に当たる。ぼーっとその光を見ながら、男は考えた。どこだ、ここは。天国か?僕は崖から飛び降りて・・・、それで・・・。でも、やっと楽になれたのかな?そっか、ここが天国か。良かった良かった、先生が「死んだらその先には何もない、心も記憶も何も残らない」なんて言ってたから僕心配しちゃったよ。ははは・・・♪でもさ!ちゃんと頭だってはた「あら!やっと気がついたの?」僕の頭の中の世界をさえぎるように女の人の声が背後からした。びっくりして、ぐるっと振り返り、声の主を見ると、そこには白衣を着た女性が立っていた。まだ光に目が慣れていないせいか、淡いシルエットを帯びたその体は、この世のモノとは思えない、そう・・・、天使のように感じた。


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